断腸亭料理日記2015

浅草・イタリア料理・

カリッシマ

1月12日(月)夜

連休の月曜日、。

内儀(かみ)さんの希望で、イタリアン。

地元浅草にもなん軒かあるイタリアンのうちの一軒。
[カリッシマ]というところ。

1年前にミシュランのビブグルマンに載っていたので
始めて行ってみた。

ビブグルマンというのは¥5000以下で食べられるというのが基準。
この¥5000というのが、一般的に一食にかける金額として
高いのか安いのか、といえばむろん安くはなかろう。

ただ、東京でそこそこ以上の格(星付き?)のレストランのディナー、
ということになれば、まあ一万円は下らなかろう。

恵比寿のジョエル・ロブションなどはディナーは4万。
2年前、パリの日本人シェフの星付きレストランへいったが
あれは飲み物込みで二人て500ユーロ。
(今であれば円安で、7万近い、、。)

Telを入れて予約。
18時半になった。

18時頃、たくさん着こんで出る。
徒歩。
少しでも身体を動かさねば。

[カリッシマ]は雷門の脇。

拙亭から一生懸命歩くと15分を切る。

雷門の左を西に入ったところ。

ちょっと早いが入れてもらう。

ここは分煙で、喫煙席は奥。

店の中は広いのだが、シェフ一人
マダム一人でやっているので
MAXでも3〜4組ほどであろうか。
ゆったり。

座って飲み物。


私は寒いので今日は白ワイン。
内義さんはやっぱり、ビール。

ここはコースはなく皆、アラカルト。
やはり、わかりずらいのでマダムと相談しながら決めた。

前菜1品ずつ、パスタ1品ずつ。
メインは軽めのもの1品。

パンとグリシーニ。


たことじゃがいものサラダ。


たこを添えた、ポテトサラダ。
なんのことはないのだが、うまい。


左、白子のパン粉焼き、右は中身は忘れてしまった、
クレープツツミ焼き。

白子は前回も食べているが、うまい。


ブロッコリーのパスタ。
ここは手打ちのパスタだが、これは耳たぶのような
パスタ、オレッキエッテ。

塩味で、加えているのはパスタの茹で汁であろうか、
まったくシンプルといってよいのではなかろうか。

ただそれが絶妙にうまい。

ブロッコリーの軸の部分も入っているのだが、
これが無造作に切っているようなのだが、
おそらくちゃんと計算をしているのであろう。
こういうのがプロの仕事というのであろう。

猪肉のラグーのパスタ。


これも手打ちの生パスタであろう。
鉛筆くらいの太さで短いもの。
名前は忘れてしまった。

これも無造作に作っているようだが、
見た目も美しい。
そして、うまい。

トリッパの煮込み。


トリッパというのは、牛のモツ。
牛の二番目の胃で、断面がハチの巣に似ているので
文字通りハチノスと日本ではいっているもの。

こってりで温かく、うまい。

腹一杯。

ご馳走様でした。

おいしかったです。


コースではないので、なんとなく、
居酒屋のように好きなものを頼んで
好きなように呑んで食べられる。

しかし、というのか、その上、というのか、
技はしっかり。

うまくて、居心地のよい、雷門脇の名イタリアンで、あろう。




カリッシマ




 

 


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