断腸亭料理日記2015

仲御徒町・やきとん ま〜ちゃん

10月12日(月)体育の日 夕

体育の日。

昼すぎ、天気もよいので仲御徒町のQBに
髪を切りに自転車で出る。

佐竹商店街を突っ切って、竹町公園の南を通る。
昭和通りに出る手前右側、やきとんの[ま〜ちゃん]

ん?。店があいている。
店の中では、なにやら若い衆達が仕込中の様子。
祝日もやっていたっけ!?。

やきとん[ま〜ちゃん]は東京でもそこそこ知られている店であろう。
ちょっと遅い時刻だとまず座れない。

髪を切って、アメ横の魚やにまわり、秋刀魚があったので
また一山買う。(10本ほどで、いつもの¥500)

秋刀魚を食べるか[ま〜ちゃん]へ行ってみるか。

調べてみると[ま〜ちゃん]は9月から日曜、祝日も
あけるようになっているようである。

秋刀魚は明日にしよう。残った分は冷凍しておいてもよい。

[ま〜ちゃん]は16時から。
開店時刻にいこう。

16時、内儀(かみ)さんとともに徒歩で出る。

16時ちょいすぎ、到着するともう既にカウンターは
八割方埋まっている。
さすがに人気である。

二つあいていた手前の壁際に座る。

まずはレモンサワー。内儀さんは生ビール。


やきとんは、レバー、タン、ハラミ二本ずつ。
焼き方はおまかせ。

それから、煮込み玉子付き、セロリ漬け。

煮込み玉子付き、通称ニコタマからきた。


それからセロリ。


まだ早い時刻だからか、いつもいたガタイのいい
ご主人らしい人が見えない。
焼いているのは、坊主頭の真面目そうなお兄さん。

やきとんは、レバーからきた。


これは塩。

焼き方もさることながら、塩でいけるのは
鮮度がよいことの証(あか)しであろう。

それから、タン。


これも塩。

ハラミ。


これはタレ。

どれもうまい。

今度はチューハイ半レモンをもらう。
レモンサワーとの違いは、生のレモンと炭酸であること。

野菜もの、椎茸、玉ねぎ、肉巻トマトチーズのせ。

椎茸。




玉ねぎ。


肉巻トマトチーズのせ。


アスパラ、シシトウなど野菜ものは他にもまだあるが、
これだけ充実していると、焼きとんやというよりは、
串焼きやといった方がよいくらいである。

前回も同じ場所であったが、今日も焼いている目の前で見ていた。

別段珍しくはないかもしれぬが、ここは備長炭の炭火焼。
そしてこれもまあ、当然といえば当然であるが、実に
丁寧に焼いている。

また、焼きとんもそうであるが、ただ同じように切って串に刺して
焼いているのではなく、一本一本、実は違った仕事がしてあり、
味もたれ、塩だけでなく、ものによっては味噌であったり、
それぞれ違う工夫をしているものもある。

特に、肉巻トマトはここでは是非食べておきたい。

トマトに半生に火が通り、ばかうま。

白菜漬け。


黒板に書いてあった、豚ぼんじり。


これは一本。

ぼんじりというと、普通鶏の尾っぽだが、
豚の尻尾の根本、ということか。

珍味、であろう。
脂はあまりないが、コリコリしてうまい。

もう一つ黒板から、リンゲルというもの限定一本を、頼んだのだが、
これは写真も撮らず、同じものだと思い、内儀さんが
食べてしまって、正体不明。

三杯?、四杯?。

よい感じに酔っ払った。

お勘定は二人で¥5000ちょい。

やきとんやとして、妥当であるが、
この内容であれば、むしろ安いといえよう。

うまかった。

日曜祝日に営業を始めたのは、近所の住人としては
ありがたい限り。

またこよう。

 

台東区台東4丁目6−1
TEL 03-3835-1758

 

 



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