断腸亭料理日記2016

柳橋二丁目・中国料理・

馥香 その2

4月2日(土)夜

引き続き、土曜日。
浅草橋の中国料理[馥香]。

昨日はアミューズ、前菜、スープ、野菜炒めまで。

次は揚げ物。


海老の揚げ物二種。

丸いのは、海老のすり身を揚げたもの。
味もちょうど、海老真薯(しんじょ)を揚げたような
感じである。

長いのは春巻き。
海老は長くして、野菜なども入っている。

添えられれいるのは、赤いのはケチャップではなく梅ソースと
下は、塩。
ただし、ただの塩ではなく、クミン塩のよう。



これはなにに見えるであろうか。

白いのは食パン。
載っているのは、ハム。
豚のバラであろうか。
そしてハムにかかっているのがはちみつ。

ハムはウエイター氏が自家製といっていた。

中華では「金華火腿」(金華ハム)というハムがあるのは
皆様ご存知かとは思う。
確か、この金華ハムにはちみつを合わせるという
食べ方が中華にあったはず。
これのアレンジであろう。
(後で調べてみると、湖南だかの料理に金華ハムを
はちみつ漬けにしたものをパンにはさんで食べるという
ものが実際にあった。これをどこかで食べたことが
あったのであろう。)

はちみつはベトベトに甘いという感じではなく、
さっぱり。
叉焼などもそうだが、豚肉を甘くするというのは
中華では意外に定番の味付けなのかもしれぬ。

次。


洋食風にいえば、これがメインということになろうか。

蝦夷鮑(えぞあわび)のオイスターソース。

添えられているのは、青いのは菜の花。
鮑の右が、ヤクのコラーゲン、、、もう一つは
見た目には牛筋?聞き落したがどちらもコラーゲン。

白いのは中華蒸しパン。(花巻というよう。)

蝦夷鮑は、うまいのだが、、ヤクのコラーゲンというのは
なにものであろうか。

食べてみると、なるほど分厚いシコシコした軟骨質のもの。
味はほぼない、か。

ヤクは、チベットなどの高地に住んでいる
見た目は山羊のようだが牛の仲間。

ウィキペディア

(↑こんな動物である。)

家畜にもなっているというが、へ〜、食べるんだぁ〜
という感じである。

いよいよ終盤。

麺。


例えば、担々麺にしてくれ、酸辣湯麺がいい、などと
好きなものを頼むこともできる(+αであろうが)
が、コースのまま。

麺はここの名物「山西省流手延べ麺」。
以前は、シェフの奥様が“手延べ”を
やっていたと思うが、若い衆がやっていたのが
厨房のガラスから見えた。

両手で引っ張って折り、また引っ張って折る。
これを繰り返して、どんどん細くしていく。
あれである。

透明なスープに鶏肉と黄にら、もやしなど。
麺は、ところどころ太いところもある。

かなり、腹一杯。

デザート。


左プアール茶のゼリーと右マンゴープリン。

以上。

ご馳走様でした。

大満足。

義母にも中華だがお腹にもたれずに食べられたようである。



台東区柳橋2-14-2
アリス・マナーガーデン浅草橋1F
TEL.03-5833-6555

馥香




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