断腸亭料理日記2017

断腸亭の夏休み2017

モルディブ その9

断腸亭の夏休み。
モルディブのダイビング三日目の途中までであった。


セグロチョウチョウウオ。

名前通り、チョウチョウウオの仲間。

また登場、ウミウシ。


モンガラカワハギ。

ちょっと近くに寄れた。

ゴマチョウチョウウオ。

さて、ここで、魚ではなくちょっとサンゴのこと。

サンゴその1。

その2。

今回、モルディブ・バーアトールに潜って、気が付くのだが、
意外にサンゴがびっしり生息していること。
ただ、丸っこい緑色のものが中心のように見える。

お聞きになったことがある方も多いと思うが、
ここ10数年の間に温暖化、海水温の上昇などで、
世界的にサンゴが死んだということ。
これは沖縄も、オーストラリアのグレートバリアリーフも、
モルディブも然り。

それが上の写真のように私の、見た感じなのだが、サンゴはある。
しかし、以前勢力があった枝状のサンゴ、テーブル状の
サンゴなどがなくなり、緑色の丸っこいものがびっしり。

これは、高温の海水でも生き残れる例えば、緑で丸いものなどが
勢力を伸ばし、びっしりとリーフに広がった。
そういうことなのではなかろうか。

ご案内の通り、太古から地球の環境というものは
なん回も大きく変化をしてきたわけである。
その変化に合わせて進化した生き物が
生き残ってきた。その繰り返しが地球の生き物の歴史である。

人間の起こした地球温暖化の問題。
しかし、それにも屈せず自然のリカバーする力の強さ、
ということなのか。
特に、モルディブの海の豊かさを裏付けているようにも
思われる。

むろん、だから温暖化対策はしなくてよい、
ということではない。温暖化はサンゴの問題だけではなく
モルディブでいっても例えば海水面の上昇があれば海抜の低い
リーフだけの国土は水没してしまうのである。

さて。

一本目が終わって、次のポイントへ移動しようと
していたところ、、、、。

モルディビアンのボートクルーが騒ぎ始めた。

イルカ!。

どうも水面で群れで休んでいたようである。

かなりの数。20頭くらいはいるのか。

動画。

(手ぶれが多く、お見苦しいがお許しを。)

お休み中、船で追い回してしまったかも。
ごめんね。

この日、二本目。

ウミウシ。


これはサイケ。
ウミウシは巻貝の貝殻が退化したものというが
かえって目立ち、保護する貝殻もなく、食われやすい
ようにも思うが、逆なのは不思議である。

奇体だが、ヘラヤガラという魚。

日本近海にもいる。長さはこれは60〜70cm。

下が砂地のちょっとした洞窟。
エイ。



またまた、イソギンチャクとクマノミ。


カスミチョウチョウウオのインド洋種の群れ。
日本名はないのか、ブラック・ピラミッド・
バタフライフィッシュ。

ミノカサゴ。

泳いでいる姿というのはなかなか見られない。
まあ、こんな格好なので泳いでも遅いが。

エキジット。


帰島。

さて。

昼飯。

いつもダイビングセンターに近いので、メインのレストランで
昼飯を食べてきたのだが、いい加減に飽きた。

イタリアンのレストランがよかった。
イタリアンであれば、世界中どこへ行っても、まあ日本人の
口に合う。(その昔、村山首相はイタリアのサミットで
オリーブオイルにあたった、なんということがあったが。
今時、そんな日本人は少なかろう。)


 

 

つづく


 

 

フォーシーズンズ・モルディブ 



    

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