断腸亭料理日記2018

麻婆豆腐

10月13日(土)夜

土曜日。

ちょいと、呑みすぎ?。

代謝が落ちているか。

年を取ると、代謝が落ちてくる。
こういうこともあるかもしれぬ。

このところ歩いてもいる。
来週、大学の同窓会があり、久しぶりに
落語をやることになって、稽古をするために
歩いている。
まあ、長い噺ではないので一回だけでは
10分程度で、たいした時間にはならないので
枕、というのか前置きも含めて数回。

覚えている噺のうち、すぐにできるものを
さらっているだけではある。
落語というのはプロも昔から、歩きながら稽古をする。
実際に座って、さらに着物を着て、本番通りに
声を出して、ということもなくはなかろうが、
覚えたり、思い出したり、磨いたり、なん回も
繰り返し、繰り返しリフレインする場合は、
歩きながらする。
圧倒的にこっちの方が多いだろう。

歩くリズムが話すリズムに合う。
また、家で座ってやっているとどうしても煮詰まるので
街を歩きながらの方が飽きずにできる。

ただ、妙な表情を時々してぶつぶつ言っているので
すれ違う人に時々ギョッとされることもあったり
するのではあるが。

まあ、そんなことで今日も近所をぐるぐる回りながら
2時間弱歩いていたのであった。

ただ、それでもなんとなく物足りない。

シャキッとしたい。

代謝をあげるためというと、やっぱり辛いものか。

すぐ簡単に作れるといえば、麻婆豆腐。

作ろう。

内儀(かみ)さんに豆腐二丁と豚挽き肉、切れていたので
ねぎも、買ってきてもらう。

それ以外はすべてある。

まずは豆腐を加熱するために大鍋に湯をわかす。

二丁切って湯に入れる。

これは崩れにくくするため。
加熱すると水分が出て堅くなるということであろう。
ただ、沸騰させてしまうとスが入るので気を付けなければ
いけない。

生姜をスライス2〜3枚、にんにくは2カケ
包丁の腹で潰す。
長ねぎはみじん切り。
その他、調味料もすべて出しておく。

中華鍋を熱し、油をまわす。
豆板醤を投入。

油に馴染ませ、香りを出す。

にんにく、生姜も投入。

炒めて、挽き肉を投入。

脂が出てくるまで、よく炒める。

このくらいになればよいだろう。

ここに水500ccほど。
煮立て、八丁味噌を溶き入れる。
毎度書いているが、豆鼓ではなく私は八丁味噌、
豆味噌を使っている。
溶けにくいので、味噌汁同様お玉にのせて菜箸で
潰しながらよく溶く。

しょうゆ、日本酒、紹興酒、沙茶醤(サーチャージャン)、
ラー油、粉の赤唐辛子、スープの素の味覇。

味見。

いいかな。

豆腐のお湯を切って、投入。

ねぎみじん切りと胡麻油投入。

水溶き片栗粉もお玉でまわしながら入れる。

花椒(ホワシャオ)。

あたり鉢で潰して用意。

土鍋を用意。

中華鍋から土鍋へ移し加熱。

最近、石焼ビビンバ用の石の器で
麻婆豆腐を出すところが多くなっている。
熱々で冷めにくいので、辛みをより強く

感じられるということであろう。

石の器を買うまではなかろうと 土鍋を熱して盛り付けている。

フツフツと煮立ってくるまで加熱。

最後に、潰した花椒をまぶし、出来上がり。

ビールを抜いて、食べる。

内儀さんはちょうどよいといっていたが

私はちょっと薄めかなという感じ。

水、500ccは多かったか。

ともあれ。

汗もかいて、代謝もあがった。

よしとしようか。






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