断腸亭料理日記2019

鰈の煮付け

2月13日(水)夜

東京都美術館で「奇想の系譜展」を観て、
自転車で上野の山を一まわりして、降りてきた。

今日も寒かった。

なにを食べよう。
もちろん、温かかいもの。

煮物。

ん!。
久しぶりに、煮魚でもしようか。

御徒町の吉池に寄る。

煮魚になりそうなもの、、、?。

お!。
鰈。

メイタガレイ。
半額。二枚で300円ほど。

メイタガレイというのは、あまり見たことがない
かもしれない。
食べているかもしれぬが、印象もあまりない、か。
外房か内房か、千葉産。

買ってみようか。

あれ?。
鰈がもう一つあった。

こちらは、マコガレイの子持ち。
北海道産。
こちらは二切れで800円ほど。

だがこの一切れは、卵が一杯。
なんだかこれも食べてみたくなった。

両方煮てみようか。

2パックとも買って帰宅。

こんな感じ。

マコガレイ。

真子鰈。

鰈といえば、最も一般的であろう。
鮨やでも、冬は平目で、夏はマコガレイ。

最近はあまり煮魚では食べたことがなかったが
よく流通はしているのか。

鮨やのものは千葉や常磐が多かったような気がするが
北海道でも獲れるのか。

メイタガレイは子持ちではない。

煮る前に、霜降りをした方がよいか。

子持ちのマコガレイはお湯をかけると卵が
流れてしまいそう。

薬缶に湯を沸騰させる。

ざるを用意。

メイタガレイには十字の切れ込みを入れてみる。

メイタガレイから。

ウヮッ、皮が縮んだ。
そっと。

マコガレイにも、そっと。

崩れないように、そっと、そっと水洗い。

大鍋に移し、しょうゆ、酒、砂糖、水。
もちろん、味は甘めの濃いめ。

煮立てて、アルミホイルの落としぶた。

ここから、弱火でタイマーで7分。
毎度書いているが、煮魚は短時間がきまり。
その代わり、つゆは濃く。

7分。

メイタガレイ。

ちょっと崩れてしまった。

まずはこっちから。

ん!。
これは、これは。
見た目はともかく、かなりうまい。

身がプリプリ。やっぱり短時間がよい。
鰈というのは、独特の香りがあるが、
それもまた、うまい。

マコガレイ。

身の味は卵に取られてか、メイタガレイには多少おとる。
だが、多少である。これもうまい。

短時間のため卵に味は染みていないので、つゆに
浸しながら、食べる。

まあ、卵は卵の味。
卵の場合、長時間煮て味を染み込ませた方がよいのか。
だが卵だけ別に煮るというわけにもいかぬ、か。

比べると、メイタガレイの方がうまかった。
こちらは、ちょっとめっけものであった。

#メイタガレイ #マコガレイ #カレイ煮付け
#煮魚

 

 

 

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