断腸亭料理日記2019

かきのガーリックバター焼き

寒い日が続いています。

寒中お見舞い申し上げます。

インフルエンザも流行しているよう。
皆様、お元気でしょうか。
くれぐれもご自愛下さりますよう、
お願いいたします。

1月21日(月)夜

寒いので、かきのガーリックバター焼き。

吉池をのぞいてみる。

かきはよいとして、、、、。

先日、アヒージョを作った。

ムール貝に吉池に売っている鯛のあらを入れてみたが
これは成功。

スーパーなどにはあまりないが、吉池には必ずあらがある。
大きな魚をおろして刺身にしている魚やには
あらがある。

あらというのは、むろん割安であるが、調理法というと
今まであまりバリエーションがなかった。
鰤であれば、鰤大根。
まぐろも、酒としょうゆでからく煮たもの。
あるいはネギマ。
鯛の頭は、甘辛の兜煮。

だが、どれもしょうゆの煮物。

他には焼き物。
白身系であれば、そのまま塩焼き。
まぐろはしょうゆに漬けて焼く。

潮汁もうまい。
味噌を入れた味噌汁(あら汁)でもよい。

基本、和系。
それもまあ、ほぼそのままのもの。

アヒージョもそのままに近いがそれでも
私としたら、バリエーションは広がった。

かきのガーリックバターにも入れてみようか。

今日は養殖ハマチのあらがあった。
これでやってみよう。

アヒージョのオリーブオイルがバターに替わったものが
ガーリックバター焼きである。

帰宅。

かきは数回、塩でよくもんで洗い、ぬめりを取る。

ハマチのあらは一口に切っておく。

やっぱり、土鍋。

ノーマルな塩の入ったバターとにんにくみじん切り。

にんにくの香りを出して、
ハマチとかきも入れる。

そして乾燥パセリ。

フレンチだと思うのだがなぜだかガーリックバターには
パセリは付き物である。
生のものも使ったことがあるが、パセリというのは、
一把買うと量がありすぎるので必ず余らせてしまう。
それで、乾燥のもの。

ある程度火を通し、焼く。

焼くのはすぐに高温になるので、オーブントースター。

焦げ目がつくほど焼くのもどうかと、テキトウにやめる。

パンも焼いて、出す。

まったく簡単。

しかし、十分にうまい。

やはり、ここにも魚を入れてもよく合う。

これも成功である。

さて。
一つ、おまけ。

ハマチあらはまだたくさんあったので、残りは全部
アヒージョにした。

他のものは一切なし、ハマチだけのアヒージョ。
味付けも塩のみ。

量が多かったので、ニンニク入りオリーブオイルでの炒め焼き
といった趣になった。

このようなあらは、ただ塩だけで、焼いて食べていた。
それでもむろんうまいのだが、こんなことだけで
かなり趣向が変わる。

ハマチのあらなので、ハラスの部分などそれなりに
脂がある。
そんなものなのだが、ニンニク入りオリーブオイルというのは、
どんな魚にも合うとみえる。

これもまた、魚をうまく、それも簡単に食べる方法
といってよろしかろう。

ちょっとめっけもん、で、ある。

 

 

 

 

 

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