断腸亭料理日記2020

ローストビーフ

3月2日(月)第二食

今日は晴れた。
おまけに温かい。

学校の休校で、街には子供達が目立つ。

浅草ロックスの西友に寄る。

今日は、なにを食べよう。

肉だ。

羊、ラムチョップでもないかと思ったが、ない。

アンガスビーフ。
ステーキでもないか。

肩ロース塊!。

ローストビーフにしよう。

忘れずに、ヘッド(牛脂)ももらっておく。

付け合わせは?。

春の山菜、たらの芽があった。
これをソテーしようか

帰宅。

冷蔵庫に入れずに、常温に戻すため外に置いておく。

さあ、作ろうか、と思ったのだが、まだ冷たい。

やはり塊肉を焼く場合、中心まで熱が届くには
時間がかかる。
やはり、肉の温度は上げておきたい。

レンジ200wで30秒ほど加熱。

ふむふむ、よいだろう。

フライパンを用意。
私のローストビーフはフライパンで焼く、イタリアン式。

点火し、ヘッドを入れ、肉も投入。

強火から弱火。

焦げ目がついてきたかな?

ありゃ。
この肉、塊といいながら、ちょっとほぐれている。

ひっくり返す。

肉を焼くときに、よくアロゼ、というが、
脂(油)を掛けながら、揚げ焼き?、をしていく。

私はフライパンを傾け、脂を集め、焼きたい部分を
浸しながら焼いている。

牛肉に限らず豚肉でも、ベーコン、なども、
フライパンで焼く場合は、最近はこうしている。
半ば、無意識になっているかもしれぬ。
こんがり焦げ目も付き、脂も落ち、うまく焼けると、
思っている。

不定形の塊だが、各面、こんがりとした焼き目が
ついてきた。

いいだろうか?。

串を刺して、中心の温度をみる。

ん?!。
まだ冷たい。

やはり、冷たい塊は、温めたとはいえ、中までは
温かくなっていなかった。

これ以上焼くと、表面は焼きすぎになる。

ふたをして、置いておこうか。
予熱で火を入れる。

10分ほど。

やはり、ドリップが出ている。
濃い色がそれであろう。
串を刺してみると、中も温度は上がっているよう。

念のためもう少し。
いつも時間が足りていない。

再度点火し、温度を上げ、火を止め、ふたをする。
もう10分放置。

もうよいだろう。
最後に、塩胡椒。

切ってみる。

切ると、まだ少しドリップは出るが、
そこそこよい感じだろう。

フライパンに残っている脂で、付け合わせのたらの芽も焼く。
白ワインなんぞも入れようか。
煮詰めながら、ソテー。

ちょっと食べて確認。
たらの芽というのは、硬いので、火が通っているのかどうか
わかりずらい。
OK。

盛り付け。
ハインツのマスタードを添える。

たらの芽というのは、私は初めて料理をしたかもしれぬ。
もちろん、天ぷらなどで食べたことはあるが、自分で料理する
習慣はなかった。

こうしてソテーしてもなかなかうまい。
少し、野趣があってサクサクとした食感がよい。

肝心のローストビーフ。
これは、今まででは最もよくできたかもしれぬ。
肉、特に塊肉、を焼くというのは、本当に難しい。
中心部まで、適当に熱を入れる、ということ。
今日は、予熱で置いておくというのを2回やった。
よく“休ませる”というが、こういうことなのか。
今一つ、まだよくわからないのだが。

 

 

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