断腸亭料理日記2021

赤酢の酢飯で小肌、中とろのにぎり、
うに軍艦

1月31日(日)第二食

冷凍庫の小肌がある。

〆たもの。

いい加減食べないと。

これだけでは、おもしろくない。
なにがよかろう。

お、そうだ!。今の時期。
白魚、ではないか。
節分も近いこの寒中、最も旬なものといえば、である。
もちろん、今は獲れないが、佃の漁師によって隅田川河口で
盛んに漁が行われ、毎年将軍家に献上されていた。

が、吉池にきてみると、ない。
いや、それどころか、そもそも魚がない。
豊洲が休場であったか?!。

どうしよう。
白魚を想定していたので、軍艦巻、軍艦巻、の
頭であった。

軍艦、であれば、、、、?、、うに?。

吉池にも、うにはいつもたくさんあるが、どんなものが
よいのか。ほぼ買わないのでよくわからない。
国産とロシア産。価格も様々。
どうせなら、うまいものがよいが。
きっとロシア産のものの方が安いのであろう。
ロシア産だが、なかなかの値段のもの。

小さな箱で、2000円。
これで行ってみようか。

それから、まぐろ。
ほぼにぎりの大きさのスライス、インドマグロ中とろ。
5〜6枚入って400円。いつもこんな値段。
終わりが近いので生わさびも買っておく。

帰宅。

海苔は吉池で買ったものだが、買い置きのもの。

吉池でもよいものである。
ずっとこれを使っているが、うまい。

うにはこんな感じ。

この箱10cm程度である。
それで、この値段。
ロシアのどこであろうか。
ちょっと調べると、通販のロシア産うには、北方四島の
エゾバフンウニがたくさん出てくる。
驚き、である。
はー、今、そういうことになっていたのか。
バフンウニはムラサキウニよりも上級で、
私も食べたことがあるが、国産では利尻。
高価で量も少ないが、間違いなく別格の味である。

なにも書いていないがこの値段、これもきっとバフンウニであろう。

中とろはこんな感じ。

小肌は、朝、冷凍庫から冷蔵へ移しておいた。

水分が出ている。

ペーパータオルではさんでおく。

いつも通り飯台に水を張っておく。

米を洗って、カタメモードでスイッチオン。

わさびをおろしておく。

これで終わり。

飯が切れたら、蒸らし8分、一合取って、飯台へ。
赤酢をかけ回す。

(もう動画はなし。酢飯、にぎり動画はこちらをどうぞ。

混ぜるのだが、気温が低いので、すぐ冷めてしまう。
手早く、手早く。
やはり8分置く。

その間に、海苔をガスで炙り、軍艦用に切っておく。

8分たった。

にぎる。
軍艦から。

玉をにぎり、わさびをのせ、海苔を巻き、
うにをのせる。

小肌は半身に切って、二枚重ねてにぎる。
中とろはそのままにぎる。

今日は、たまたまだが、小肌を半身、重ねてにぎって
種の形が揃ったのでにぎりも揃った。

アップその1。

アップその2。

またまた、後で気が付いたのだが、
軍艦の海苔の幅、、、広かった。
広いと思ったのではあるが。
海苔を縦位置に置いて、横に四等分、したのであった。
これが間違い。
正解は四等分ではなく、六等分。嗚呼。

ともあれ。
うには、やはり、かなりすっきりした味。
えぐみなど、まったくなくクリーミー。ちょっと小ぶりではあるが
これ、まぎれもないばふんうに。値段だけのことはある。

小肌も軽く水分が抜けて、うまい。
この二枚重ねてにぎるのも、なかなかよい見栄えになっている
とは思われまいか。

中とろもよい。インドマグロはこんな感じか、かなりきめ細かい舌触り。
上等である。

大満足。よかったよかった。

 

 

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