断腸亭料理日記2021

稲荷町洋食ベア本店出前/
焼きあご塩らー麺たかはし上野店

3894号

今日は二本。

7月10日(土)第二食

稲荷町洋食ベア本店出前

土曜日。

今日は、出前を取ることにした。

書いている通り、出前や持ち帰りもこの元浅草
界隈、いろいろある。

うなぎ、天ぷら、鮨、そして洋食。

今日は洋食、稲荷町の[ベア]にすることに。

メニューがちゃんと配られており、
それを内儀(かみ)さんとみて、TELをする。

夜の出前もランチのようなセットメニューも
ちゃんとあるのがうれしい。

ハンバーグとエビフライ、目玉焼きの
セットを私は頼む。

ライス、味噌汁ももちろん、つけてくれる。
混んでいたのか、人が少ないかったのか、
30分ほど。

かなりのご老体のご主人自らが届けてくれる。
なんだか気の毒のよう。

きた。

ハンバーグ、海老フライ、目玉焼き。

看板のハンバーグが、うまい。

こうして、洋食の出前が取れるというのは、
まったくありがたい限り。

それこそ、池波先生がこの界隈で育たれていた
頃には、もっと多くの飲食店があり、洋食も
出前で取れたと書かれていた。
やはり、その名残、なのであろう。

かなりご高齢のご主人である。
店へ行っても、継がれるような方も見えないよう。

今でもお客はたくさん入っているが、
どうなっていくのであろうか。


03-3831-6430
台東区東上野2-2-9


7月11日(日)第一食

焼きあご塩らー麺たかはし上野店

日曜。

日曜の昼、第一食というのは、
毎度なにを食べるか、選択に困る。

[ベア本店]にしても、いつものところは
さすがに休み。

そこで、チェーンということが多くなる。

今日は、ラーメン。
御徒町の[たかはし]に行ってみることにしよう。

吉池へ行くついで、でもある。

今日は、よい天気。
昼には、既に暑い。
30℃を越えて、夏日、なのか。

自転車できてみると、
お!。
夏の冷たいメニューがある。

つけ麺だけでなく、夏のみの限定ものが
毎年、出てくる。
二種類。

「しじみ貝の冷たい昆布水つけ麺」というのと
「焼きあごの冷しとろみそば」というもの。

去年も食べたが、なかなかの完成度であった。

ここはチェーンといってよいと思うのだが、
どうしてどうして、なかなかのもの。
私は、新しいメニューでも信用を裏切らないだろうと
思っている。

今日は「冷やしとろみ」の方にしてみようか。

きた。

具が、別皿。

煮玉子、チャーシュー二種。

麺の丼の方は、またきれいに盛り付けるものである。
低温調理のチャーシューに大葉、
麺も実にきれいに揃えられている。

細麺、ストレート。

食べる。
なるほど、ほんの少し、スープにとろみが
つけられている。
ここ看板の焼きあごよりも、鰹節の方が強い
のでは、なかろうか。
冷たいと、やはり上品さが必要ということか。

やはり、間違いはない味。
チャーシューにのっている緑色のペーストは
なんであろうか。塩味も付いてるが、、。
ゆず胡椒?、、、ではない。
辛みはなく、さわやか。

説明を読むまでわからなかった。
大葉のよう。

乙なものである。

説明。

この店は、女性の社長が有名だが、社長が考えられている
のであろうか。
ブレーンのような専門家がいるのか。
わからぬが、たいしたもの、で、ある。

ただ、一つだけ。
冷製のため、これ、多少、塩味が強め。
最後になると、その塩の強さが気になってくる。
まあ、いたしかたのないことか。
だが、それでもうまいので、スープを飲み干したくなる。

 

 

焼きあご塩らー麺たかはし

台東区上野4-1-5
03-6803-2790

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメールはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、簡単な自己紹介をお願いいたしております。
匿名はお控えください。

 

断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5|

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006 6月

2006 7月 | 2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006 12月

2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |

2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月

2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月

2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |

2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |

2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |

2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |

2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |

2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |

2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |

2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |

2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月

2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |

2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |

2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |

2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |

2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017 1月 |

2017 2月 | 2017 3月 | 2017 4月 | 2017 5月 | 2017 6月 | 2017 7月 | 2017 8月 | 2017 9月 |

2017 10月 | 2017 11月 | 2017 12月 | 2018 1月|2018 2月| 2018 3月|2018 4月 |

2018 5月 | 2018 6月| 2018 7月| 2018 8月| 2018 9月| 2018 10月| 2018 11月| 2018 12月|

2019 1月| 2019 2月| 2019 3月 | 2019 4月| 2019 5月 | 2019 6月 | 2019 7月| 2019 8月

2019 9月 | 2019 10月 | 2019 11月 | 2019 12月 | 2020 1月 | 2020 2月 | 2020 3月 |

2020 4月 | 2020 5月 | 2020 6月 | 2020 7月 | 2020 8月 | 2020 9月 | 2020 10月 | 2020 11月 |

2020 12月 | 2021 1月 | 2021 2月 | 2021 3月 | 2021 4月 | 2021 5月 | 2021 6月 | 2021 7月

BACK | NEXT

(C)DANCHOUTEI 2021