断腸亭料理日記2022

菊芋・焼きそば

4228号

12月12日(月)〜

今日は、雷門のオーゼキに寄ってみる。

なにか野菜を買おうと考えた。
ここには、時折、おもしろい野菜がある。

あった。これは知らない。
見つけたのは、菊芋。

なんであろうか、これは。
ともあれ、おもしろそうなので買ってみよう。
それから、安かったので、ししとう。

帰宅。

菊芋。

こんなものである。

ちょっと調べると、最近、注目されているらしい。
なんでもイヌリンというものが含まれ、血糖値の
上昇を抑える、という。(ウィキ)
別段、私は糖尿とは無関係ではあるが。

どうも、スライスして生で食べるようである。
こんなものが生で食べられるのか?。

しし唐も買ったが、これはどうしようか。
揚げ出しであろう、しし唐は。
油で揚げて、つゆを掛ければよい。
豆腐も揚げて、揚げ出し豆腐とセットにできる。

豆腐はない。凍っている豚こま切れを揚げて
みたらどうだろうか。

先にしし唐を揚げる。

豚こま切れは、解凍し、小麦粉をまぶして、揚げる。

桃屋のつゆをかければ出来上がり。

菊芋は皮をむかなくてよいらしい。
スライスし胡麻油、塩胡椒。

豚としし唐の揚げ出し。
こんなものだが、意外にうまい。

菊芋。
まあ、サラダ、といった趣きであろうか。
シャキシャキとした食感がよい。

食べていて、気が付いた。
これ、中華の炒め物でよく使うものではなかろうか。

火が通るとシャキシャキから、サクサクに変わるか。
独特の食感。あれである。
皆さんもご記憶ではなかろうか。

調べると、なんのことはない、やはりそのようである。
中華では菊芋は多用される。

よし、中華の焼きそばにしよう。

翌日、マルちゃんの三食焼きそばと、白菜1/4を
買ってくる。
肉は、やっぱり豚こま切れ。

菊芋は皮をむいて、スライス。
中華では、皮をむいている。

切ったら水に浸しておく。

豚こま切れは解凍して、切っておく。

麺を焼く。
焼きそばの麺を袋ごとレンジを掛けて、ほぐす。
温めた方が、ほぐしやすい。

中華鍋を熱して油をまわし、一度捨て、
もう一度新しい油を入れる。

ほぐした麺を鍋に平たく広げ、点火。

強火で焼く。
鍋を回しながら、焼く。

焦げ目が付いてきたら、鍋を振ってひっくり返す。

反対側も焦げ目を付ける。
麺は皿へあげておく。

豚肉、白菜を切る。白菜は葉と白い部分とに分けておく。

もう一度油を入れ、豚肉。

軽く火を通し、白菜の白い部分。

火を通す。

菊芋を投入。

菊芋は火を完全に通すと、サクサクとした食感が
なくっていくので、ある程度で止める、のか?。

塩胡椒で味を決める。

水を入れ、軽く水溶き片栗粉をからめる。

具は量が多いので、一緒に炒めるのではなく、
必要な分だけ、麺にのせる。

ビールを開け、酢をかけまわして、食べる。

なかなか、塩梅が難しい。
麺がちょっと冷めて、菊芋も堅い。
レンジを掛けて、温めて、食べる。

やはり、菊芋は生でも食べられるが、炒める場合は、
ある程度火が通っている方が食べやすいか。

翌日。
具がまだ余っているので、もう一回。

麺を焼き、白菜が足らないので追加で炒め、
合わせる。

出来上がり。

今日は麺と具を一緒に炒めたのでそれらしくなった。

菊芋というのは、芋といってもデンプンはない。
含まれるイヌリンはごぼうなどにも入っており、
「水溶性食物繊維の一種」として扱われ腸内細菌にも
よいよう。(ウィキ)

まだあるので、明日も食べようかな。

 

 

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