断腸亭料理日記2022

カジバタとズッキーニの
トリフォラーティ

4121号

7月3日(日)夜

7月に入った。

曇りだが、相変わらず暑い。
今日も猛暑日のよう。

炎天下よりはまし、ではあるが。

なんだか台風がきているようである。
どんなものか。

日曜なので、第一食は上野の[丸亀製麺]で
限定の鬼おろしぶっかけというのにひかれて、
鶏からのせ。
ボリューミューだが味はまあ、そこそこ。
ただやはりここ、うどんは、うまい。

久しぶりに吉池にまわってみるか。

なんだか最近、魚という気分にならない。

吉池にくるが、やっぱりピンとこない。
別段、品揃えに問題があるわけではない。
私の問題。

こんな時は、カジキ、か。

カジバタ、カジキのバタヤキ。
肉のようなものである。

ケープタウン産、解凍もの。
一切れ300円。

倍の値段の三陸産生もあるが、今日は
これでよかろう。

ケープタウン産というのは、吉池でもよく見るが、
どこで獲れるのであろうか。
南アである。
インド洋なのか、大西洋なのか。
どうでもよいが、大西洋とインド洋の境って、
どこなんだろう。文字通りケープタウン、喜望峰、
で、あろうか。

付け合わせ、付け合わせ。
帰り道、佐竹商店街のスーパーをのぞく。

ズッキーニがあった。
ちょっと細いが一本98円。

98円は安かろう。
フリッター?揚げればよいか。

帰宅。

こんな感じ。

ズッキーニは?
レシピを調べてみる。

と、フリッターではなく、トリフォラーティ
というのを見つけた。
イタリアン、で、ある。

難しいかと思うと、まるで簡単。

にんにくとイタリアンパセリのみじん切りを
オリーブオイルで炒めるだけ。

トリフォラーティ(trifolati)というのは、
きのこのこともあるよう。
言葉の意味は、トリフのような、らしい。
トリフを使わないで、トリフのような香り
ということ。
はて、どんなものか。

カジキはビニール袋に戻してしょうゆを入れ
漬けておく。
時間は1時間あればよいか。

ズッキーニは洗って5mm程度にスライス。

にんにく1片みじん切り。
イタリアンパセリは、ノーマルなパセリで代用。
形が違うだけでほぼ味は同じだと思うのだが、、、。

ともあれ、パセリはまだ冷凍したものが
大量にあるので凍ったままみじん切り。たっぷり。

フライパンにオリーブオイル、
ズッキーニ、にんにく、パセリを投入。
パセリは仕上げにも入れるので、少し残しておく。

炒める。

火が通ればOKだろう。
味付けは塩だけ。
もう一度パセリをまぶしてスタンバイ。

カジキはしょうゆを切って、袋の中に強力粉。
合わせて、バターを入れたフライパンへ。

両面こんがり焼ければ、OK。

出来上がり。
盛り付け。

ビールを開けて、食べる。

今までカジバタは平らな容器にカジキを置いて、
しょうゆをまぶしていた。しょうゆに漬けたら
その容器上で粉を振っていた。
まあ、ちゃんとやっていた。

これをビニール袋に替えたわけだが、
やっぱりちょっと手抜きであったか。
表面が焼き上がってもむらになってしまった。

が、どうなのであろうか。
大幅に味が違うか、といわれれば、そうでも
ない、か。

まあ、プロでもないのでミテクレはよいか。
ただ、なんとなく、気持ちがわるい。

そして、ズッキーニのトリフォラーティ。
炒めてちょっとクタッとしたズッキーニ。

トリフのような、というのはまあ、はっきりいって
よくわからぬ。
にんにくと、オリーブオイルと、パセリの味、
といってしまえば、それっきりだが、
パスタのペペロンチーノといえば近いか。
シンプルだが、なかなかうまい、のではなかろうか。
これは成功である。

きのこがよいようなので、今度それもやってみるか。

 

 

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