断腸亭料理日記2023

カキフライ

4322号

4月17日(月)夜

さて、牡蠣、で、ある。
牡蠣の食べ時というのは、3月、4月、で、ある。

というと、コイツ馬鹿なことを言ってる、
ものを知らないなと、思われるかもしれぬ。
牡蠣は冬のものではないか。
Rの付く月。SeptemberからAprilまでというのは、
常識ではないか、と。

そうなのだが、この季節の終わりが一番、大きくなる。
そして、安いのである。
つまり買い時であり、食べ時。

そして、生食用よりも加熱用の方が安いし、大きい。

加熱用と生食用の違いをご存知であろうか。
育った海の場所の違いなのである。
きれいな水域で育ったものが、生食用。
水がきれいということは、栄養が少ないということ。
加熱用の方が、栄養の多い水域で育ったので
大きく育つ、というのである。

と、いうことで、今日は浅草六区のOKストアに
きたら、加熱用の安いものを見つけた。

広島産、487円の30%引き。

なににしょうか。
加熱用といえば、まあ、フライであろう。

なにかここのところ、作るものはフライばかりである。

キャベツ千切りがやっぱり必要。
春キャベツが、半分で40円。格安。
書いている通り、不本意だが、値段には勝てない。

タルタルソースは市販のものがあったはず。

と、思って帰ってきたら、なかった。
とっくに使い切っていたよう。
マヨネーズに刻んだピクルスでも入ればよいか。

これ。

最初にキャベツ千切り。
例によって、スライサー。

春キャベツというのは、ノーマルなキャベツに
くらべて柔らかいが、密度というのか、葉っぱの
量は、少ない。
1/2の半分ほどスライス。
水に入れておく。
その後、1時間で水を切って、冷蔵庫に入れる。

次に牡蠣を、洗う。

牡蠣を洗うのは、どうすればよいのか?。

ぬめりがあるので、やっぱり塩水で洗えばよいか。

なん回か、水を換え、都度塩を掛け、洗う。

牡蠣の場合、ぬめりが完全になくなる、
ということはなさそうなので、テキトウで終了。

衣付けには、水分はよく取った方がよいだろう。
なん枚かペーパータオルを使いできるだけ
ふき取る。

次は衣付け、なのだが、ここで揚げ鍋に油を用意。
余熱開始。
180℃にセットする。これ、設定温度に達すると
自動で切れるので、安心。

衣付け。

ボールの牡蠣に天ぷら粉を入れる。
ボールを振って、粉を牡蠣全体にくまなく付ける。

そして、いつもの通り、二つのプラスチック
容器を用意。牡蠣なので、小さいものでよいだろう。

一つに全卵一個、割りほぐす。
水を少し、氷一個、そして、天ぷら粉を少し。
さっくり混ぜる。

もう一つにパン粉を出す。

串がいいかと使ってみたが、意外に使いにくい。
箸で。

玉子を両面つけて、パン粉。
パン粉に置いて、上にもスプーンでかけ、
指で上から押して、しっかり付ける。

衣付け終了。

揚げる。

180℃に油温を固定し、ひっくり返しながら、
やっぱり、よい色まで。

タルタルソースの代わりに、マヨネーズに
細かく切ったピクルスを混ぜたものを用意。

盛り付け。

カキフライとしてはよく揚がったのでは
なかろうか。
やはり、最初の粉付けをしっかりするのが
ポイントであったのか。
しっかりした衣になった。

フライものも段々上達してきたかもしれぬ。
衣がはがれたり、薄いところ、はげたところが
そこそこあったかもしれぬ。

ただやっぱり、マヨネーズ+ピクルスは、
それ以上でもそれ以下でもなかった。
ゆでたまごを細かく切って入れるくらいで
よかった。

まあ、今日のところは、よしとしておこう。

 

 

 

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