断腸亭料理日記2010

いわしフライ

6月21日(月)夜

さて。

今日は、昨日、赤札堂で買ってあった、開いたいわし。

先日のニュースでやっていたが、今年、いわしや、鯵などの
青魚は、昨年に比べ、不漁であるという。
原因は、海水温が低いことであるらしい。

が、赤札堂では、開いたいわしが、68円であったか、
86円であったか、どちらにしても、100円を切っていた。

やはり、いわしなどは、100円を切っていてほしい。

さらに、開いてあったので、フライにしようと、
買っておいたのである。

8時前、仕事を終え、オフィスを出る。

帰り道、スーパーでキャベツを買う。

フライにはキャベツは欠かせぬ。

キャベツは、春は一時期、低温で高騰していたが、
今は、小さいものなら、100円くらいには下がっている。

帰宅。

着替えもそこそこに、料理にかかる。

まずは、キャベツの千切り。
表面から、数枚取り、まとめて千切り。
切ったものは、水を張ったボールに放しておく。

次に、揚げ油を用意。
揚げ鍋に入れておく。

玉子冷水。
プラスチック容器に玉子を割ほぐし、
氷を1〜2個。
水を少量入れ、よく混ぜておく。

浅く、大きめの容器にパン粉を広げておく。

開いたいわしを、冷蔵庫から出し、洗う。

4枚。
皿の上で、両面、小麦粉をまぶす。
まぶしたものは、別の皿に、重ねておく。

玉子冷水の容器に、小麦粉を硬めに溶く。
ここに、小麦粉をまぶしたいわしを、尻尾を持って、
両面漬け、すぐにパン粉の容器に。
スプーンで上の面にもパン粉をまぶす。

OK。
これを、4枚。

油に点火。

油温が上がるまで、いつも、焦ってしまうので、
ゆっくり待つ。

数分。

手をかざす。
だいぶ上がってきた。

衣を落としてみる。
沈んでいった、、もう少し。

さらに、一分ほど。

そうだ。
キャベツの水を切っておかなければ。
ざるにあげておく。

揚げ鍋。
もう一度、衣を落とし、、、。
OK。

一枚投入。

よさそう。

続けて、もう一枚。

10秒数え、ひっくり返す。

できるだけ、高温をキープに、
あとは、狐色まで。

OK。
よく油を切って、あげる。

もう二枚。

なんなく、4枚揚げ終わる。

大きな皿に、水を切ったキャベツを皿に盛り、
いわしフライ、4枚とも、並べる。

ソースを作る。
まあ、作るというほどのことはない。
小皿に、とんかつソースをベースに、ケチャップ、
マヨネーズを足す。
どうも、いわしフライとなると、この三種混合を、
私は、決まりにしている。

OK。


ビール。
よく揚がっている。

まったくもって、いわしフライというのは、
どうしてこんなにうまいのであろうか。

同じ青魚のフライでは、鯵フライというのもあり、
まあ、大差ないのであるが、やはり、鯵よりも、
いわしの方が、合っているのよう思うのである。
鯵ではもったいない、ような気がしてしまうのである。
(実際には、値段はそう違わないのだが、
存在感というのか、鯵の方が、少しだけ、格が上、
というのであろうか、、。
むろん、いわしだって、刺身でもうまいし、なめろうも
つみれも、立派なもの、ではあるが。)

幸せ、で、ある。







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