断腸亭料理日記2011

芝海老、鮪、なまこ、とり貝

6月28日(火)夜

今日は、帰り道、少し早かったので
御徒町の吉池に寄る。

今日は、東京も30℃を越えて、暑かった。

むろん私だけではなく、皆さんそうであろうが、
節電で、オフィスもしばらく前から、設定温度を
上げており、暑い、、、。

28℃の設定などというが、室温は、おそらく
30℃にはなっていよう。
ノーネクタイはおろか、半袖のシャツ。
これでも、暑い。

会議などで、大人数が一部屋に入ると、人いきれで、
それはもう、耐え難い。

我々のような、民間企業では、まさか、短パンに
アロハ、と、いうわけにもいかない。

慣れなければ、いけないのか。

座っているだけで、汗がにじんでくる。
今のこの状態は、とても、仕事のできる状態では
ない、と、感じてしまう。

ともあれ。

ビールが呑みたい!。

これに尽きる。

吉池の売り場を見て歩く。

なにか料理をしよう、というよりは、
ビールの肴、と、自然と頭は考えてしまう。

まず、目に付いたのは、なまこ。
すでに、味の付いたもの。
これは安くなっていたから。

それから?。

とり貝、千葉産。
これは、とんぼ、などと書いてあったが
小さいもの。1パック300円ほど。

普通、とり貝は、鮨ににぎるにしても、
開くものだが、開くほど大きくないので
そのままの、棒状。

とんぼ、と、いうのは、この形から
なのであろう。

そして、、、?

鮪、だ。

吉池で、よく買うのだが、小さなパックで
切り落とし部分だったりするのが、やっぱり、
300円程度で、売っている。

バチマグロ、尾の身。
脂がたっぷり。普通には大トロ、と、いっても
よいようなところ。
これも、300円ほど。

なんだか、腹が減っているので、
いろんなものに、目がいってしまう。

レジの方に戻りつつ、、、、
お!。

たまにあるのだが、殻付きの芝海老。
有明海であろうか、佐賀産。

なん度か、ここで買って、殻も取らずに、
から揚げで食べているが、これが、うまい。
これこそ、ビールの肴には、持って来い、で、ある。

1パック、300円。

別段、300円均一ではないが、
私が選ぶものが、この値段になってしまう、
のである。

どうも買いやすい値段なのであろう。

なまこに、とり貝、鮪、そして芝海老、都合4品。

4品はほとんど、いや、まったく関連性はなく、
目に付いたものをかごに入れただけ。
ほとんど、居酒屋状態、で、ある。

300円とはいえ、4品も買ってしまうと、
1200円。安いのか、高いのか。

ともあれ。

帰宅。

料理らしい料理は、芝海老を
揚げるだけ。

揚げ鍋に油を用意し、すぐに点火。

油温が上がる間に、芝海老を
水で洗って、ボールに取り、片栗粉をまぶす。

先に、油の上に手をかざしてみる。
だいぶ上がっている。

さらに、菜箸を入れて、油温を見る。
細かい泡。

OKかな。

海老を1匹、投入。

よさそう。

どんどん、投入。

から揚げは、天ぷらなんぞよりは、そうとうに
簡単。だが、揚げ物である。
やはり、投入後すぐは、触らない。

10秒ほど待って、1匹ずつ、ひっくり返していく。
高温で短時間でよかろう。

よい色になったら、あげる。

2回戦で、終了。

塩をふって、紙を敷いた皿に、盛り付け。


鮪はブツに切って、他は、皿に出すだけ。


どれがどう、といって、変わっているわけでは
むろんないが、どれも、うまい。

そして、ビール。

こんな日も、また、よいではないか。





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