断腸亭料理日記2014

人形町・ハンバーガー・ブラザーズ
(宅配)〜
アメ横で穴子を買う

4月20日(日)第一食

さて。

日曜日。

昨日からの懸案、ハンバーガー。

ただハンバーガーと書いてしまうと、
マックやらのハンバーガーのイメージになってしまうが、
そうではない。

本格というのか、高級というのか、最近は「大人バーガー」なんという
言葉もあるようで、バンズにもパテにも焼き方、ソース、その他、
様々に吟味された、ファストフードとはいえない
ハンバーガーのこと。

むろん、本国アメリカにもこういうハンバーガーを食べさせる
店はたくさんあるのであろう。

以前に友人に教えられ、なるほどうまいもんだと、
たまに食べるようになった。

幸い、私の住む台東区の元浅草からは、ちょいとした距離で
二軒のこうした“ちゃんとした”ハンバーガーレストランがある。

一つは人形町の[ブラザーズ]というところ。

もう一つが本郷の[ファイヤーハウス]

どちらもデリバリーをしてくれる。

また、どちらも食べにもいったこともある。
本当であれば、店に行ってできたてを食べるのが最もよいのだが
居ながらにして食べられるのは、ありがたい。

ちらしが郵便ポストに入っていたので[ブラザーズ]の方。

オーダーは、私が普通のハンバーガーで、
内儀(かみ)さんは、スイートチリソースのハンバーガー。

昼前にTELで頼む。

小一時間。

きれいにデザインされた箱入りで届く。



開けると、こんな感じ。


オニオンリングとフレンチフライがついている。

一応、皿に出して、ビールを抜いて、食べる。

ぶ厚いパテで、食べごたえもある。

まあ、こういうものであるから“大人”とはいえ、
どこまでいっても、ジャンクであり、逆にそれがまた
よいのである。

手をケチャップやマスタードでベトベトにして
かじりつくのが、うまい。

たまにはこういうものもよいものである。

ピザの宅配は、大きなチェーンがあって、TVCMを打ち、
競争をしているが、まだこのような高級(?)ハンバーガーは
そういうところは現れていない。

価格としてはピザと同じくらいであろうか。
若干、高いようにみえるからなのか。

さて。

夕方。

買い物に御徒町の多慶屋に自転車で出る。

そのついでに、いつものアメ横の魚やへ。

アメ横のいつもの魚やへきてみると、大きな鰹が
一本まるまるで、¥500。

これは安い。

今年の初鰹は、不漁だ、というような話も聞いたが、
そうでもないのか。

だが、ここで妙に安い時には、注意が必要である。

世の中そんなうまい話はない。
なにか“ある”はずである。

また、大きなものまるまる一本の鰹があっても
持てあますことは必定である。
(不味かったら、余計、もったいないことになる。)

それ以外には、この前もあったが、大きな鯵。
それから、鯖も。

これらは、子持ちのリスクがある。
(前回のものは、ズバリ子持ちであった。)

穴子。

これは割いておらず、生き締めにしただけのもの。
私も、さすがに穴子はさばけない。

もう一軒をのぞく。

ん!。やっぱり、穴子。

これは割いたもの。

1パック、ドサッとはいって、¥500。

これならばよいか。
煮穴子にしよう。

帰宅。

まだ飯には時間があるので、そのまま冷蔵庫に突っ込んでおく。

煮穴子だが、にぎりの鮨にしようか、と考えて、
内儀さんには、米を研いで浸水しておくように頼む。

19時頃、作り始める。

冷蔵庫から出してみると、こんな感じ。


今まで気が付かなかったが、よく見ると
半分凍っている。

やはり冷凍品であったか。

まあ、このくらいは当然であろう。


つづく。

 

ブラザーズ
中央区日本橋人形町2?28?5
03-3639-5201


 


 


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