断腸亭料理日記2014

断腸亭の夏休み「セイシェル」その13


引き続き、断腸亭の夏休み、いよいよ出立の朝。






ダイビングもなく、最後なので食べたいものを
食べることにする。
スクランブルエッグも。


ソーセージに魚やら鶏やらにクレオールのライスも。

迎えの車がくるのは昼なので、それまでにパッキングと
勘定を済ませておく。

機材のレンタル代なども込み込みで、ダイビングは1本1人
1250セイシェル・ルピー、日本円で1万円程度か。
まあ相場であろうが、贅沢なスポーツではある。

これ以上いると、食べ物にも飽きて外に食べに行こう、
などと考えそうであるが、この極楽から帰るとなると
やはり名残惜しい。


空港着。

チェックインするが、実際の出発まで2時間近くはある。

お土産といってもたいしたものはない。
Tシャツなども値段が高い。

スナックコーナーでビールでも呑むことにする。


なんの印刷もない透明な袋に入った不思議なものを見つけた。
聞いてみると「カサバ!」と太った売り子のお姐さんがいう。

ん?、カサバ?、、あ〜、キャッサバだ。

アフリカでは主食のところも多いが、セイシェルでも
作られていると聞いた。

根っこの芋などを食べる。

これはキャッサバチップというのか、
油で揚げているようである。

食べてみると、ちょっと塩味がついて、
薄く切ったかき餅のような感じである。


時刻がきて、セイシェル航空へ搭乗。


復路も往路同様、アブダビ経由。


セイシェル航空の機内食だが、これはチーズマカロニ。
この写真で予想がつくかもしれぬが、味はかなり残念なもの。


夕焼けの水平線が美しい。

アブダビでは行きは妙に時間があいたが、帰りは
接続が短時間で、空港内を走ることになった。

ここからはエティハド。

往路同様、成田行きの8〜9割は日本人。


和食。
うどんに、手毬鮨と巻き鮨、筍ごはんに煮魚。
(いささか炭水化物が多めだが。)


朝食。
お粥に味噌汁、香の物。

エティハドの方は、いたって快適。

日本時間の8/18(月)午後、成田到着。

中五日、全行程7日間の、断腸亭の夏休み「セイシェル」、
以上で終了。

この文章を書いている今日(9/4現在)は先週から急に東京も涼しくなったが
この帰国した日などは、まだまだ灼熱の日々が続いていた。

それに比べて、昼間でも30℃前後のセイシェルはまさに楽園であった。

今まで、内儀(かみ)さんとともにダイビングをするので、
潜れる南の島のリゾートへは、様々なところへ行った。

回数はモルディブが最多。

他に、近いところでは、沖縄の西表、石垣。
パラオ、グアム、それからハワイ島、フィリピンのセブ、インドネシアのバリ、
タヒチ、ニューカレドニア、フィージー。
メキシコの太平洋岸の、ロスカボス、それからカリブ海のケイマン、
同じく、コスメル、カンクン周辺。
おまけとして、イタリアのシシリア、タオルミーナ。

ダイビングスポットとして有名だが行っていないのは
オーストラリアのグレートバリアリーフ、タイのプーケットあたりか。
(どうもこの二か所は、いつも候補から外れてしまう。)
それから、中東の紅海もそうだが、ここは治安上の危惧で
なかなか行けない。

海とすれば、地中海は、ダイビングするには、ほとんど魚がいない。
(透明度は高く、海岸の景色とすれば美しいのだが。)
大西洋、カリブ海も太平洋と比べれば魚は少ない。
やはり、ダイビングをするには太平洋かインド洋。

そして、リゾートとしては隔絶した島の方がよい。

人も少なく、のんびりするにはやはり島。

そういう意味で、なん度も行っているが、やはりモルディブは
リゾートの選択肢も広く、また、サンゴの量や密度、魚影の濃さ、
大物に出会える可能性などなど、海の素晴らしさも
はずれが少ない。
我々には最適なポイントであろう。

さて、ダイビングの中味はどうか。

今回のセイシェルで宿願であった、ジンベイはクリア。

あとはハンマーヘッド(シュモクザメ)?。

いやもう、あいつは危ないし、もうゆるゆると潜ればいいか。
偶然の出会いを愉しむのが、ダイビングである。

希望はもう少し水中撮影はうまくなりたいか。

さて、来年はどこへ行こう。




断腸亭の夏休み「セイシェル」、
長々のお付き合いありがとうございました。



 

 


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