断腸亭料理日記2014

イタリア風ローストビーフ

2月8日(土)第二食

土曜日。

夜中。ソチ五輪の開会式を視て、起きたら
天気予報通り、雪。

大分積もり始めている。

なん年かぶりの大雪になるという。

ウイークエンドでよかった。

第一食は冷飯があったので、玉子チャーハン。

第二食。

ローストビーフを作ろうか。

どうも最近、肉ばかり食べたくなっているような気もする。

雪は降り続いているが、ハナマサへ肉を買いに出る。

外へ出ると歩道も車道もすっかり雪景色。

通る車もチェーンを巻いているのも多い。

春日通りを渡って、ハナマサへ。

牛肩の塊を購入。

オーストラリア産で、600円ほど。

ここでたまに買うのだが、安いスパークリングワイン、
ロゼを買う。
ローストビーフと一緒に呑もう。

帰宅。

今日のはローストビーフなのだが、イタリア風という
冠が付く。

NHKの朝の「あさイチ」でやっていたもの。

西麻布のイタリアン[マリオ・イ・センティエリ]
オーナーシェフ、マリオ・フリットリ氏のレシピ。

普通ローストビーフというと、イギリス料理で、
オーブンなどで焼くと思うが、イタリアンでは
フライパンで焼くよう。

フライパンで焼けるので簡単である。

肉は常温に戻しておくというので
一時間ほど放置。

一時間後、塩を振って、黒胡椒を粗挽き。
電動ミルで挽きながらまぶす。

それからオリーブオイルを全体に塗る。


フライパンを熱し、広い面から焼く。


強火である。

各面、こんがり焦げ目がつくほど。


これで基本は終了。
まったく簡単。

焼いたらアルミホイルで包む。

そのまま置いておくと、肉汁が出てきてしまうので
冷えるまでアルミホイルで包んで落ち着かせる、
という。

1時間ほど置いて、アルミホイルを開けてみる。


落ち着かせる、と、いってもけっこう肉汁は出ている。

これを厚さ3mm程度に切る。

切ると火が入っているのは表面の1〜2mmで
中はほとんど生。

なんとなく、不安になるが、まあこういうもの
なのであろう。

三切れをほど切って、エクストラバージンオリーブオイルをかけ
パルメザンチーズをまぶす。

レシピではバルサミコのソースをまわりに散らす、と
いうのだが、これは省略。いや、正直に書くと、忘れた。
(このソースは蜂蜜とバルサミコなのでちょっと濃厚な
甘酢ということになろう。)

ケッパーものせてみる。


こんな感じ。

ロゼのスパークリングワインも開ける。

ソースは食べ始めて、レシピを見直して忘れたのを
気が付いたのだが、これ、別段ソースがなくとも
これはこれで、肉の味がよくわかってよいと考え、
そのまま食べた。

肩肉で脂がほとんどない赤身肉。

なかなか、うまいもんである。
まさに肉を食っている、という感じ。

今日のものはオーストラリア産の肉であった。

ハナマサにはいつもステーキ用にアメリカの
アンガスビーフがあってたまに食べる

安いがあれもなかなかうまい。
アンガスの肩肉があったら、それもこのローストビーフで
食べてみたい気がする。

ともあれ。

肉はまだまだある。

この超レアのままストックしておくのは、
少し不安なので、再度ホイルに包み、
オーブントースター、180℃設定で10分程度
再加熱。
中心部をほんのり桜色程度にしておく。







断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5 |

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006 6月

2006 7月 | 2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006 12月

2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |

2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月

2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月

2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |

2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |

2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |

2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |

2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |

2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |

2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |

2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |

2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月

2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2013 9月 |

2014 10月 |




BACK | NEXT |

(C)DANCHOUTEI 2014