断腸亭料理日記2015

五反田・讃岐うどん・おにやんま

11月27日(金)夜

断腸亭の五反田探索(?)。

先日、五反田といえば[ミート矢澤]。
行こうと思いながら行列であきらめたが
引き続き、五反田探索。

五反田の人気店といって出てくるのが
讃岐うどんの[おにやんま]というところ。

場所はJR五反田駅の大崎寄りガード下。
いや、正確にいうとガード下に接した
西側(目黒川側)にある。

開店は2010年とのこで、。
もう5年もたっている。

オフィスがかわる前から五反田には
そこそこきてはいたのだが、この店は知らなかった。

7時すぎ、オフィスを出て向かう。

外観はこんな感じ。


隣がなぜか調剤薬局。
こういう雑然としたところが五反田っぽいところかもしれない。

店は手作り感たっぷり。

行列とも聞いていたが、幸い今はなし。

券売機が外に出ている。

四つある「おすすめ」のうち、とり天とちくわ天の
ぶっかけ、490円也、にする。

寒いので温かいかけ、とも思ったが、
讃岐うどんの店なのでまずは冷たいものからが
よろしかろう。

食券を買って、すぐ隣の出入口から入ろうとすると、
「向こう側から」、とのこと。

この店、両側に出入口がある。

なるほど。
入口は左で、右は出口か?。

右側にまわり、入る。

真ん中に調理場があり、それを取り囲んで
カウンターがコの字型にあり、その後ろが通路。

むろんカウンターだけでかなり狭い。
あいているところに立って、前に食券を置く。

私が入って、ほぼ満員。

私の次の人が既にあって、右側の入口前に
立って列になる。
店員の指示で、店内に入る。

なるほど。これがこの店のルールのようである。

調理場の中は3人。
天ぷらを揚げ、うどんを茹で、つゆを温め、客をさばく。

目がまわるほど。

皆、比較的若い。
20代、いっても30ちょいではなかろうか。

店の中も雑然としており、手作り感満載。

待つほどのこともなく、きた。
食券を目の前に置いただけで、声にも出していないし、
食券を引き上げてもいないので、注文をわかってもらえているのか、
多少不安であったが、ちゃんと、注文通りのもの。

ぶっかけ、とり天とちくわ天。

ちゃんと見ていたのである。

大きなちくわ天。
とり天が二つ。

とり天から食べる。
ん!、温かい。揚げ立てのようである。
サクサクに揚がっている。

うどんも温かく、つゆは常温のよう。

つゆは透明。

腰もしっかり。

うまい讃岐うどん、で、ある。

ちくわ天もサクサク。
中のちくわは、讃岐なのかはわからぬが、
ちょっと甘味があり、関西のものであろう。

うまいうまい。

これで490円は安かろう。

回転は速く、皆食べてすぐ出ていき、
また次に客がすぐに入ってくる。

なんだか、このライブ感が、よい。
これは流行るはずである。
行列もさもあらん。

ご馳走様でしたぁ〜、と、ちょっと距離があったが
反対側の出入口へまわって、出る。
(すいていれば、別段どっちから出ても
よいようではある。)

3人のうちどの人が店主なのか、わからぬが、
なんでももう閉店しているらしいが、御徒町にあった
[かがり火]というところの出身という情報。

言葉を聞いていても香川県出身の人ではなさそう。
今、東京の讃岐うどん店もラーメン店同様で○○で
修行し、○○系といわれているよう。

ともあれ、この店、朝7時開店で深夜3時までの営業という。
朝きてもよいかもしれぬ。
愉しみである。

もう一つ、おまけ。

[おにやんま]とは反対側の学研ビル側の路地にある
うどんや[めんこや]。


こちらは夜は居酒屋。
同じ腰の強い手打ちのうどんで、鶏肉とねぎの入ったつゆで
たべる。

本店は幡ヶ谷で、武蔵野うどんと名乗っている。

私の舌ではつゆが気持ち薄いと感じたが、味はなかなか。

五反田って、うどんが名物?。



おにやんま
品川区西五反田1-6-3

めんこや五反田店
品川区西五反田2丁目4-6
03-3492-1200








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