断腸亭料理日記2016

五反田・讃岐うどん・おにやんまと

大阪・ニューハマヤ北浜店


今日はちょっと半端だが
書いておきたいもの、二題。

2月18日(木)夜

夜、五反田のオフィスを出て、また寄ってしまった。

讃岐うどんの路麺[おにやんま]

時刻はやっぱり7時すぎ。

三寒四温というが、少しずつ暖かくなっている。

五反田にくるようになったのが11月からなので、
今までは、温かいうどんだけを食べてきた。

今日は、冷たいのを食べてみようか。
ここは人気の鶏天から、みな冷たいものがある。

券売機。
私が前に立つと、またまた、後ろに人が立った。
人が立つと、のんびり選んではいられない。

冷たいもの、冷たいもの、、、、
よし。

目に付いた、おろし天というのを押す。

店前の看板のところにいって
待とうとすると、それには及ばず、
店内のお兄さんから声がかかった。

右側の入口から入る。

あいていた場所は、偶然、前回と同じ、一番手前。
茹ったうどんを洗っている水道の前。

食券を置くとすぐにきた。


なるほど、こういうことか。

おろしのぶっかけと、天ぷらは別盛。

天ぷらは海老とさつまいも、丸いのは
鶏天のよう。

うどんのアップ。


真ん中に載っているのはすだちであろう。

絞って食べる。

やっぱり腰の強い讃岐うどんはこうして
冷たいものがより合っていよう。

うどんの角が立っているのがおわかりになろう。

天ぷらもどれも揚げ立てで、熱い。
特に熱いのは回転のよい鶏天。

うまい、うまい。

これからは、冷たいのもたのしみである。



おにやんま
品川区西五反田1-6-3


19日(金)昼

大阪出張。

例によって、今日も昼は淀屋橋。

ちょっと早めの11時半頃。
朝から決めて、いつもの北浜の[ニューハマヤ]。

なん度も書いているが、洋食やというのか、
グリルというのか、近所のサラリーマンで
にぎわううまい店。

船場の一番北、土佐堀沿いの土佐堀通の
一本南、内北浜通と三休橋筋の角。

三休橋筋はこのあたりでは、土佐堀に架かる橋の名前から
栴壇木橋筋(せんだんのきばしすじ)といった方が
よいようである。

ちょうど先週の「台抜き」を食べた[やなぎ]の
ワンブロック対角。
一軒置いて隣が、旧適塾。

11時半であれば、まだ空席も多い。

一階のカウンターへ。

鞄を狭い壁際に置いて、コートを壁の
フックに掛けて、座る。

座ると頭をきっちりわけたお兄さん、
若旦那であろうか、が、なにしましょ、と、
すかさず聞く。

日替わりもあるが、いつもの
焼肉定食で「ハム付ダブル」(900円也)と、頼む。

向こう側の調理場には鉄板があって、
そこに既に焼かれた焼肉が山と積まれている。
これを注文が入ると、出す。

玉子の殻を割って二本のヘラで
スクランブルエッグのような、オムレツのような
ものを焼いて、キャベツとマカロニサラダが
のせられた皿にのせて、私のはハム付なので、
ハムとマヨネーズを添えて出来上がり。

お待ちどうさまハム付きダブル、と、お兄さん。
カウンターに伏せてある飯茶碗にお櫃からよそう。

赤だしの味噌汁もくる。




ダブルの上に、ダブダブというのがある。

もうここにくるようになって、3〜4年にはなる。
ダブダブは焼肉と玉子の両方がダブルなのであろうが、
ただダブルというと、どちらがダブルなのか、
聞いたことがないので、定かではない。

まあ、おそらくは、焼肉がダブルなのであろうが、
よく考えてみると、シングルもダブダブも
頼んだことはないような気がする。

ただ、この組み合わせではハムは付いていた方が、
うれしいので、いつもハム付ダブルと、いってしまう。
忙しい店なので、聞くのはやはりは、ばかられるのである。

なにしろ肉の味が濃いのがうれしい。

この早い時刻だと、リタイヤしたらしい初老の二人組
なんという人も見かける。
懐かしくて、わざわざ食べにきたのか。

ご飯も軽くお替りして、ご馳走様でした。

おッきに、ありがとうございますぅ〜。


ニューハマヤ北浜店
大阪市中央区北浜3-3-11






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