断腸亭料理日記2016

スープカレー

1月9日(土)昼

カレーが食べたくなった。

作ろうか。

どんなカレー?。

そうだなぁ。

まず肉は冷凍庫にハナマサで買った豚小間切れが
大量にあるのでこれを使おう。

この豚小間は脂もあるので、柔らかく煮込んで、、
スープカレーのようなものにすれば
ちょうどよいかもしれぬ。

作り方を頭でシミュレーションしてみる。

むろん市販のルーは使わぬ。

玉ねぎと肉を、肉に焦げ目をつけるまで炒める。

そう、ここにホールのスパイスを入れて
一緒に炒めればよいか。
これはインドカレーのバターチキンのレシピ。

これにカレー粉を合わせて一緒に炒め
ルーにする。

そして、トマト缶を入れて煮込む。

肉を柔らかくするために圧力鍋を使おう。

OK。

できそうである。

玉ねぎ一個、大きめのざく切り。
煮込むので大きくてよい。

豚小間切れ、300g程度か。

ホールスパイスは、ベイリーフ、グローブ、シナモン。
それに、にんにく1欠、しょうが同量、ともにみじん切り。


さらっとしたスープカレーにしたいので、
インドの乳脂ギーではなく、サラダオイルで炒める。

肉に焦げ目をつけるようにして炒める。

炒まったら、ここにカレー粉、S&B赤缶と
レッドペッパー。
レッドペッパーは辛めがよいので、大さじ1程度。

水を少し足して、からめる。


(ちょっとピンボケ。)

よく合わせる。

圧力鍋に移し、トマトホールカットのもの一缶。


水を加える。
ヒタヒタより気持ち多いくらい。

玉ねぎは煮えれば、量が減るので水は少なめで
よいであろう。


この状態だとおそらくトマトの赤味が強くなるので、
ターメリックを小さじ2ほど。

ふたをして、点火。
加圧。

圧が上がったら、弱火にして10分。

火をとめて、30分程度放置。

煮上がった。


塩を加えて、味見。

レシピも即席。
すべて目分量のテキトウであるが、
なかなかよい具合に仕上がった。

辛みも思った通りの激辛少し手前くらい。
コンソメでも足そうかと思ったが、
旨みもよい具合に出ており、十分である。

スパイスはカレー粉を使っているので、
香り系は比較的マイルド。

冷や飯があったので温めて、皿に盛り、
らっきょとピクルスを添える。

カレーは、一応スープカレーなので別の器に盛る。


玉ねぎがとろけているので、スープカレーだが
ちょっと粘度の高い感じ。
まあ、これも意図通り。

豚肉のカレーというのは、本来のインドのカレーには
ないものなのであろう。

そういう意味では、イギリスにあるのかもしれぬが
まあおそらくほぼ日本だけのものといってよいのかもしれぬ。

学食、社食のカレー?。
いや、このあたりは、ルーのカレーなので
今回のものとは違う。

スタンドカレー。

実は、前にもなん回か書いているように思うが
新宿紀伊国屋の地下のスタンドカレー。

なかなか、あのカレーの味にはならないのだが、
ちょっとゆるめのポークのカレーというと
どうしてもあれが舌に残っている。
(今のものは、昔の味とは違っているように思うが。)

ともあれ。

とがっているところはあまりない。
辛めでちょっとゆるい、ポークカレー、
で、ある。






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