断腸亭料理日記2017

断腸亭の夏休み2017

モルディブ その10

10回目になってしまった。

断腸亭の夏休み。
モルディブのダイビング三日目を終えて昼飯。

イタリアンの[Blu]へ。

昼のこのあたりも美しい。

プールであるが、おそらく誰も泳ぐまい。
いや、その前に暑い昼間は、人がいない。

モルディブの昼間の気温は30℃、あるいは31℃くらい。
このくらいでも本来十分暑いのである。
やはり日本の36℃、37℃なんというのは異常であろう。

ともあれ。

テーブルについて、やっぱりビール。

ずっと同じだが、タイガーのドラフト。

ランチのメニューをもらう。

夜はピザはないのだが、昼はピザのメニューも豊富にある。
二人でパスタ一皿とピザ一皿をもらおう。

ピザは、、、まぐろとねぎ、なんというのがある。
もらってみようか。
パスタは、毎度お馴染みロブスター(伊勢海老)の
トマトソースにしよう。

パスタからきた。

身だけ入っているだけだが、まごうことなき、
伊勢海老の味。
これがまずいわけがない。
日本で食べれば、間違いなく4〜5,000円取られよう。

まぐろとねぎの、ピザ。

これは秀逸。

一言、うまい。

まぐろとねぎ。

そう、ねぎま、ではないか。

もともとイタリアにこういうピザがあったのであろうか。
オリジナルであろうか。

ヨーロッパにもねぎの類はあることはある。
まぐろ自体は、日本人にはあまり知られていないかもしれぬが
地中海で獲れるのでイタリアでも食べられている。

オリジナルであったとすれば、
日本の、ねぎま、というのを知っていて、
こういうものを考えたのか。

まぐろとねぎは半生。
ピザが焼けてから、時間差でのせて焼いているのか。
ともかくも、ちゃんと計算している。

日本でねぎまは、脂のあるまぐろと長ねぎの
しょうゆ味の鍋(煮物)であるが、このまぐろは
赤身。

あるいは、偶然か。
いずれにしても、赤身でもねぎとの相性は、
そうとうによい。

大発見である。
トマト&チーズにも、ねぎまは合う。

すばらしいではないか!。
日本人ではなかなか考え付かないかもしれぬ。
昨日のエバラ焼肉のたれとは大きな差ではないか。

さて。

この日の夕飯。

もう一軒、行っていないレストラン。
[Fuego Grill]。

ここはディナーだけでレストランの建物はなく、
メインレストランのそばの海辺にテーブルを出しているだけの
ところ。つまり、屋外。

魚が飾られている。

まあ、演出。
立てて並べるのは、どこの習慣であろうか。
日本人としては、ちと妙。

ちょうど日の入りの頃。

やっぱりビール。

前菜一つとメイン二つをもらおう。
頼みすぎ、食べすぎないように。

前菜は、毎度お馴染み、リーフフィッシュの
カルパッチョ。

メインはアンガス牛のステーキと、
ラムチョップ、を頼んだら、ラムチョップは
ない、とのこと。

では、毎度こればっかだが、伊勢海老。

ビーフかラムか、伊勢海老。
どこのレストランでもメインらしいメインは
この三つしかないようである。

カルパッチョ。

魚はなにかと聞いてみると、これもこの前と
同じ、レインボー・ランナーとのこと。

やっぱり生だと、鯵に近い。

ステーキから。

アンガスビーフ。

そして、あれ?

ラムは切れていたのでは?。
入っていたようで、出てきてしまった。

そして、伊勢海老も。

食べ放題なので、勘定には関係ないのだが、
これはもう、食うしかあるまい。

むろん、それぞれ、うまいのだが、、、。

今日も、食いすぎ、で、ある。



 

 

つづく


 

 

フォーシーズンズ・モルディブ 



    

断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5 |

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006 6月

2006 7月 | 2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006 12月

2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |

2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月

2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月

2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |

2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |

2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |

2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |

2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |

2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |

2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |

2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |

2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月

2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |

2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |

2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |

2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |

2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017 1月 |

2017 2月 | 2017 3月 | 2017 4月 | 2017 5月 | 2017 6月 | 2017 7月 | 2017 8月 |

BACK | NEXT |

(C)DANCHOUTEI 2017