断腸亭料理日記2017

朝飯

2月18日(日)第一食

さて。

日曜日。

朝飯。

白い飯が食いたい。
朝飯にはパンでもなんでも食べるのだが、
やはり白い飯が食べたい時がある。

なぜであろうか。
皆さんもそういうことは多いと思うのだが、
朝飯といえば、白い飯、で、ある。

炊き立ての白い飯と味噌汁。
これが最も朝飯らしい朝飯であろう。

白い飯は炊き立てではないが、
昨夜炊いたものがある。

さて、おかず、で、ある。
鮭でも焼くか?。
冷蔵室には、朝飯らしいおかずになるものは
見当たらない。

冷凍室。
鮭もあるが、豚ロースのちょっと厚めのものが
一枚だけペロッと手前にあった。
こういうものは、早く食べたほうがよろしかろう。
生姜焼きにでもしようか。

そして、肝心の味噌汁。
実(み)は?。

野菜室を開けてみる。

長ねぎはある。
ねぎだけで根深汁、でもよいが、、、、
他には、、、?
味噌汁に合いそうなものが、ないか。

ん?。

グリーンアスパラ。

あまり味噌汁の実にはしないが、
少し前に買って置いたままで、これも
早く食べねば、いけない状況である。

OK、決まり。

豚ロースはレンジで半解凍までし、
例によってラップのままひっくり返した
鍋の底にのせておく。

味噌汁の出汁を取る。

小鍋に湯を沸かし、鰹削り節を投入。
弱火で数分。
火を止める。
アスパラは洗って切っておく。

生姜焼き用にしょうがをおろし、
酒、しょうゆを加え、たれの準備。

ロースの解凍加減は?。
そろそろよさそう。

片面に塩胡椒。
そして、両面に小麦粉。

OK。

味噌汁の方、鰹節を濾して、鍋に出汁を張る。
アスパラを入れ、点火。

煮えたところで止めておく。

ここから一気に朝飯完成へ。
フライパンに油を敷いて、小麦粉をまぶした
豚ロースを投入。

強火で両面。
火が通ったら、たれを投入。

軽く煮詰めて、出来上がり。

味噌汁の方。
味噌、今日はノーマルに信州味噌、を溶く。
ちょっと味噌が少なかったか?、、味見。
OK。

出汁がちゃんと出ていると、味噌は少なめくらいでも
十分にうまい。

沸騰直前まで熱くし、お椀に。

白飯は保存容器のままレンジで温め、飯茶碗に。

生姜焼きはそのまま皿へ。

冷蔵庫にあった、福神漬け、わさび漬け、はぜの佃煮の
三種を小皿にのせ、出す。

出来上がり。

生姜焼き。

生姜焼きは、薄いスライスではなく、
やはり、ちょっと厚めの方が、うまい。
そして、厚いものを使うのであれば、小麦粉を
まぶすのは、必須であろう。
肉のうまみを閉じ込めるのもあろうし、
生姜じょうゆのたれにとろみをつける
効果もありまた、肉にもからみやすくなる。

漬物の福神漬け。

福神漬けといえば、カレーであるが、
これは、福神漬けの元祖[酒悦]のもの。

私自身、カレーの添え物の福神漬けは、あまり
好きなものではなかった。
取らないことすらある。
それがふとしたことで、上野広小路の[酒悦]で
買って食べてみて、驚いた。
さすがに元祖[酒悦]、うまいのである。
気持ち甘味が強めで深い味。

それで、カレーでなくともつまんでいる。

こんなものでも、満足の朝飯ではある。






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