断腸亭料理日記2019

断腸亭ハワイ島へ行く。その1

3月8日(金)〜12日(火)

さて。

須田努先生の「三遊亭円朝と民衆世界」は途中だがちょっとお休み。
つづきは後日ということにし、先に、ハワイ。

先週、お休みをいただいた。
5日間だが、一人でハワイへ行ってきた。

ハワイといっても、皆さんのよく行く、ホノルルのある
オアフ島ではなくハワイ島。

もう少し長くてもよかったのだが、安いツアーを探したら
5日になってしまった。日本人のハワイ旅行は5日が単位
なのであろう。

ハワイ島というのは以前に一度だけ行ったことがある。

この日記を見直しても書いていないので、日記を
書いていなかった、2000年から2003年のどこかであろう。
夏休みに、ダイビングに行ってきたのである。

ダイビングだけではなく、一日島一周のドライブもした。

ハワイ島というのはハワイ諸島のなかで最も大きい。
ビッグ・アイランドという言葉を聞いたことがある方も
おられるかもしれぬ。ハワイ島の愛称である。
面積は四国程度。なかなか、でかい。

以前に行った時にはホノルルにも寄ったのだが
ホノルルは大都会。
これに対して、ハワイ島は海も山も、とても豊かな自然がある。

今回は、JALでハワイ島のコナ直行便。
ハワイ島のみである。

ハワイ島に行きたかったのにはもう一つの理由がある。

古いハワイアンの王族ゆかりの地、パワースポット、などともいう
ワイピオ・バレーというところへ行ってみたかった。
これは、民俗学というのか、民族学、文化人類学的な興味。

ハワイ島のダイビングは、なんといってもマンタツアー。
以前に行った時にももちろん参加した。
ただ、ちょっとこれはインチキなのである。

インチキといってしまうのは、言いすぎではあるが、
夜、海に光をあててプランクトンを寄せて、これを食べにくる
マンタを海底から見る。ナイトダイビングだが
100%マンタが見られるのである。

我々も初めてマンタ出会ったのはこの時で、かなり感動したもの
である。普通のダイビングでマンタを見るというのはかなりのレア。
しかし、その後、モルディブであったり、石垣であったり、
自然に現れるマンタを見ている。

もちろん、マンタ以外にもイルカがよく見かけられたり、
ハワイ島の海は開発がされていない分、豊かな海を見ることが
できる。しかし今回は期間も短いので、ダイビングはなし
にすることにした。

ツアーはホテルと飛行機のみのJTBのもの。
レンタカーだけを予約して、出かけた。

成田発のJALコナ直行便。
出発は夜。

行き、成田→コナは、8時間弱。
帰り、コナ→成田は9時間弱。

機内食。

エコノミーだがハワイ線だけであろうか、スパークリングワインが
あったのでもらった。

生江史伸シェフ(私は存じ上げなかったが。)という方の
監修とのこと。

・春の筍ハンバーグ 山椒香るデミグラス
・桜海老、菜の花、桜の花のポテトサラダ
・フレッシュサラダ ドレッシング
・青梅のチーズケーキ

だ、そうな。

メインのハンバーグ。

筍が入り、デミグラスソースに山椒を利かせている。

うーん、これ、どうなのであろうか。
ちょっと、私の口には合わなかった。

和食で春の筍、若竹煮などというが、木の芽、
山椒などを合わせるがこれをデミグラスソースに
アレンジしているのであろうか。奇をてらいすぎ?。
違和感が強かった。

機中、まとまって眠れず、コナ空港到着。

正式名称は、エリソン・オニヅカ・コナ国際空港。

ホノルルはダニエル・K・イノウエ空港。
ダニエル・イノウエ氏は日系人初の連邦上院議員。
エリソン・オニヅカ氏はハワイ島出身の日系人で
スペースシャトルの乗組員。私もライブで視ていたのを
覚えているが、1986年のスペースシャトル事故で殉職された方。

午前、10時前着。

ツアーは私一人のよう。
JTBの方が出迎えてくれて、チャーター車でコナの
ホテルまで。
ホテルはロイヤル・コナリゾート。
中級というところか。

2時以降のはずであったが、部屋にはすぐには入れた。

むろん海沿いのホテルだが、

マウンテンビュー!。

曇っているが、見えるはずなのはフアラライという山。

地図を出しておこう。これはホテルのあるコナ周辺。

コナはハワイ島の西部。

ハワイ島全図も出しておこう。

ハワイ島は西のコナ、東のヒロという二つの大きな街がある。
ヒロにも空港があり、今はハワイアンエアの直行便が成田からあるよう。
日系人開いた街としてもヒロは知られている。

ハワイ諸島というのは基本的にすべて火山島だと思うが、中でもハワイ島は
今も活発な活動が続いているキラウエア、東京天文台のすばる望遠鏡で
有名な標高4,205mの高山マウナケア、標高4,169mで最高峰、裾のの面積的も
最大のマウナロア、そしてコナそばのファラライ、さらに北のコハラと、
5つの火山からできているというのを覚えておくとハワイ島の
地理を理解しやすい。
5つの山裾に分かれてハワイ島の地域ができている、ということである。

(ウィキ)

レンタカーの予約は明日から。

午前中であるが、眠くてどうしようもなく、
ベットに転がって、寝てしまった。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

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