断腸亭料理日記2019

ペッコリーノ・ロマーノで
カルボナーラを作る。

10月17日(木)第一食

これは、今日。

表題通り「ペッコリーノ・ロマーノでカルボナーラを作る」。

スパゲティー・カルボナーラは好物である。
好きな方も多かろう。

普通は私もパルメザンチーズ。
いや、正確にはパルメザンチーズともいえない、
クラフトの粉チーズ。

カルボナーラはイタリアでもローマ地方が本場である。

ペッコリーノは、イタリアの羊のミルクのチーズ。
(ちなみにパルメザンチーズ=パルミジャーノ・レッジャーノは
牛乳が原料。)

ペッコリーノはイタリアでも各地で作られている。
中でも、ペッコリーノ・ロマーノというローマ地方で
作られたペッコリーノチーズでカルボナーラを作るのが
本式という。

ペッコリーノを探すところから始まるのだが、まあ、そのへんには
売っていない。

以前にもカルボナーラのために一度探したことがあったのだが
この時は、銀座三越。

今回は日本橋三越。

一切れ、2000円。

EUとの関税はEPA締結で撤廃されるはずだが、
段階的なもので、まだまだ高い。

ともあれ、昨日買ってきた。

これだけでは、ちょっとおもしろくない。

今回はこのペッコリーノ・ロマーノで他の料理も作って
みようと考えた。

すぐに思い浮かんだのは、そら豆。

やはり、ローマあたりでは、5月、そら豆が出始める頃、
ペッコリーノとそら豆を食べる習慣があると聞く。

ただ、これは専用の生食用のものらしい。

普通のそら豆を探す。

が!。
随分と探したのだが、生のそら豆は見当たらない。

最近は冬でも売られていたと思ったのだが、
端境期なのか、天候の影響か。

そう!。
今は、冷凍もある。

冷凍を買ってきた。

冷凍そら豆は自然解凍をしておく。

ペッコリーノはおろす。

このくらいでよいかな。

玉子を二個割りほぐし、よく白身を切る。

本式は卵黄のみ。一度これをやってみたが、
粘度が強すぎて、もう一つ扱いにくかったので、
今まで通り、白身込みにする。

ここにおろしたペッコリーノ。

黒胡椒もミルで挽いて、ここにも入れる。

角切りベーコンを炒める。

これもやはり、本場式は、パンチェッタなのだが、
こっちは、ベーコンで代用。
結局、パンチェッタは生ハム。
ベーコンよりも濃厚になる。

スパゲティーを茹で、茹であがったら、ベーコンのフライパンへ。
ここに、ペッコリーノを合わせた玉子。

火を止めている状態で入れるのだが、フライパンの表面温度次第だが、
ほんの少しずつ火を入れて、よく混ぜながら半熟状のソースに
もっていく。

いいかな。

盛り付け、黒胡椒もさらにまぶす。

そら豆の方は、おろしたペッコリーノにエクストラバージン
オリーブオイルと、やはり黒胡椒。

カルボナーラ自体は、なん度も作っているので、
目指すものは100%できるようになっている。

味。
ペッコリーノの威力。
濃厚で、香りも強い。

ペッコリーノは塊を、手で触るだけで脂がにじんでくる。
パルミジャーノ・レッジャーノよりも濃厚であろう。

慣れないと、きつい、と感じる香りかもしれぬ。
だが、これがクセになる。

うまい、うまい。

さて、そら豆の方。

これは、まあ、そのままの味。

結局、時期の野菜を地元のチーズで食べるというもの
なのであろう。

そら豆とペッコリーノは日本の冷凍ものだから、ということももしかすると
あるかもしれぬが、べら棒に合うのかといえば、そんなことはなさそう。

まあ、ちょいとした、ワインの肴としてお洒落な一品
といった感じであろうか。

皆様もペッコリーノ、一度、試してみてはいかがであろうか。

 

 

 

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