断腸亭料理日記2020

稲荷町・中国意境菜・白燕 その2

引き続き、ご近所、元浅草二丁目の中国料理
[白燕]。

前菜、点心ときて、スープ。

フワ、白きくらげ、ナツメとメニューには書かれているたもの。

いかにも薬膳。
滋味深い。
コンソメスープのような深いコクがある。

だが、フワ、って、なに?。

フワとは、もつ。
肺、とのこと。

フワッとしてる?。
食感、触感?、あるいは見た目からであろうか。

一口に切られて入っている。

フワっというよりは、フニュ、であろうか。
食べたのは初めてかもしれぬ。

ちょっと血の味がする。
薬膳的になにかよいことがある、のであろう。

ちょっと調べてみると、白きくらげは、なんと
漢方では、肺を潤す、という。

漢方の考え方では、わるいところと同じものを
食べるとよい、とされる。

今のコロナは、呼吸器系に害を及ぼす。
これを考えられた、のかもしれぬ。

はあ、なるほど。

次。
蒸しもの。

干し肉、揚げ豆腐。

白菜が外に置かれ、挟まれている薄い白いものは
大根のよう。

中国の干し肉、これも初めてかもしれぬ。
ちょっと、クセがある。
発酵した味、さらになにかのスパイス系の風味もある。

中国の干し肉は、ラーロウというよう。

豚バラなどが多いよう。
中国各地で食べられているようだが、干すだけでなく、
薫製にする、塩漬け、たれに漬ける、などなど、
様々な作り方があって、味も違うのであろう。

四川料理にラーロウと白菜を合わせるレシピがるようで
このあたり、関係あるかもしれぬ。

ラーロウ、慣れないとちょっとハードルがあるかもしれぬ。

次。
メニューには、脆 ツゥイピー トリ、とある。

手前が焼いた鶏。
揚げ焼きであろうか。
北京ダックのように皮がパリパリ。

向こう側のパンで巻いて食べてくれとのこと。
北京ダックの鶏版ということのよう。

食べると、パンにのっていた白いものは、りんご
で、あった。

ほー。
おそらく、パンに一緒にのせられていた黒いものは
北京ダックのように甜麺醤系のたれであろう。
これに、りんごを合わせる。
私は初めてであるが、この組み合わせ、うまい。

チャーハン。

黒い!。
だがよく見ると飯粒に、ピラフのようにアルデンテ、
というのか、ちょっと白い部分もある。

食べると、濃厚でうまい、のであるが、なんの味か
さっぱりわからない。これも初めての味である。

聞いてみると、オイスターソースとしょうゆ、とのこと。

はぁー!。
しょうゆは、日本のものではなかろう。
コクがあって、少し甘めな中国しょうゆであろう。

ただ白飯を炒めているのではなく、もしかすると
イタリアのピラフのように生米から炒め炊きしている
のかもしれぬ。

デザート。

マンゴープリン。

中国茶は、ジャスミンティー。

腹はかなり一杯。

それにしても、最初のりんごあめから、やられた。
チャーハンも驚いた。

うまかったし、なにか愉しかった。

メニュー、材料、料理法、味付けはもとより、
器、盛り付けなどの演出も含めて、私には
新しく、驚きの連続であった。
センスもよいのだが、これでもか、というのではなく
ほどよくさりげないのも憎い。

こんな中華があるのか、と。

引き出しもたくさんありそう。

まったくのご近所。
歩いて、5〜6分。
至近である。

メニュー替わりは、一か月程度という。

様子をみて、こなくては。

ランチも、である。

 

 

白燕

 

 

 

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