断腸亭料理日記2021

元浅草ラーメン稲荷屋限定/築地銀だこ

今日は二つ。

3923号

8月22日(日)第一食

元浅草ラーメン[稲荷屋]限定

毎度お馴染み、ご近所、元浅草の[稲荷屋]。

先日、7月、フレンチ風の3000円也の、
ラーメンやとしては驚異的値段の限定メニューを

書いた。

今日、まあ、定番の背脂でも食べようかと
思ってきてみると、限定が変わっていた。

ちょいと読むと、なんだかうまそう。
しょうゆ、松坂牛骨、はかた地鶏、、、。

今回は、いつも程度の限定の値段、1300円也。

現金で払って、カウンターに掛け、待つ。

そう時間もかからず、きた。

赤いのは牛肉、ローストビーフのよう。
それから、豚バラのチューシューか。

玉ねぎみじん切りに青菜、メンマ。

ちょっと脂の浮いた澄んだしょうゆのスープ。

麺。

平打ちの縮れ麺。
ここの他のラーメンに使っていただろうか。

食べる。
牛肉は予想通り、もものローストビーフ。
柔らかい。和牛か。
調理は、低温調理をしたものを焼いているのか。

スープは、いかにも牛骨といった感じか。
普通、日本のラーメンは豚骨や鶏がらはあるが、
牛の骨はあまり聞かない。

牛の骨のスープというと韓国料理では定番であろう。
韓国に限らないかもしれぬが、テールスープというのも
定番のもの。
独特のコクがあるスープ。
うまいもんである。

ほぼ、あれ。
日本でラーメンにあまり使わないのは、なぜであろうか。
スープとしては、うまいのである。
だが、、、、、。
合わない?!。

なぜで、あろうか?。


台東区元浅草2-10-13 島田ビル 1F
03-3841-9990


8月22日(日)第二食

[築地銀だこ]

たこ焼きが食べたくなった。

たこ焼きというのは、子供の頃、家で焼いて
食べていた。
だがむろん、東京なので、なんの工夫もなく、
小麦粉を溶いて、たこを入れて焼いただけ。

まあ、どちらにしても子供のおやつの域を出ないもの、
で、あった。

だが、少し前に、チェーンのたこ焼き店が現れた。

たこ焼きは、大阪のもの。
なぜ、築地?。
と、ほとんど眼中になく、近付きもしなかった。

これを食べる前に、大阪のたこ焼きも行くたびに
食べるようになった。
お好み焼きもそうだが、大阪のものは、まるで違ったもの。
中は、半生に近い。小麦粉の半生は食べられるのか、と
当初は疑問に思ったが、これが、うまい。
大阪、流石である。

そして、御徒町の高架下、今[よもだそば]になっているが、に
できた。食わず嫌いを越えて、試みに買って食べみたのである。
そうすると、大阪のものとも違うが、意外にうまい。
東京で、チェーンとして成功しているのも、さもありなん、
で、あった。

それ以来、ごくたまにであるが、買っている。

今日は、入谷まで買いに行った。

開ける。

ビールを開けて、食べる。

皆様も一度くらいは食べたことがおありなのでは
なかろうか。

まあ、うまい。

なにがうまいのか。

中にたこが、まあ、入っているのだが、
特別大きいわけではない。
あ、入っているな、程度。

表面はカリっと焼かれている。
これはよい。
中も大阪のようにトロ、ではない。
まあ、普通に火が通っている。

では、なにがうまいのか。
よくよく吟味して食べると、やはり味付け、
なのであろう。

生地、そして、まぶされている粉。
鰹節の粉などの魚粉、なのかとは思うのだが、
ここになにか、クセになるものが入っている。
なんであろうか。魔法の粉?。
今日、気が付いたのは、海老蟹、甲殻類の粉、
の味、香り。

他にもなにか入っているのかもしれないが、
この粉が、流石の「築地銀だこ」、では
なかろうか。

まあ、たまにはよいであろう。

 

築地銀だこ

 


台東区雷門2-7-6
03-3841-6002

 

 

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