断腸亭料理日記2022

筑前煮?

4041号

2月24日(木)夜

火曜日に3回目のワクチン接種の行ったのだが
昨日は、多少の微熱でだるく、今日もなんとなく
だるさが残り、出掛けないことにした。

なにを食べようか。
冷凍庫にあるものを考えてみる。

鶏もも肉が冷蔵庫にあるのだが、
焼鳥では、おもしろくない。

それで、筑前煮を思い付いた。

そうである。
里芋の水煮が凍っている。
これに干椎茸。

ほんとうは、蓮根、にんじん、ごぼう、
こんにゃくなども入れるとよいのだろうが、
これだけでもまあ、筑前煮といってもよいだろう。

筑前煮というくらいで、筑前の煮物で、よいのか。
定義とすれば、鶏肉が必ず入り、その他に根菜系を
甘辛く煮たもの。
筑前、福岡県ではがめ煮、というと聞く。
北九州出身のバカリズム氏は子供の頃から
お母さんの作るがめ煮が好きであったと
言っていたように思う。
やっぱりよく食べるものなのであろう。

作る。

まずは、干椎茸。

丼に二つ、ポットのお湯を入れレンジへ。

軽く温めて、置いておく。

これだけでもつゆに色が付くので
出汁は出ているであろう。

鍋へ。

椎茸はむろん、出汁だけではない煮込む。

やはり椎茸には最も味を含ませたい。
先に煮始める。

砂糖、しょうゆ、酒。

やはり、筑前煮はしょうゆの立った、東京風の
しょうゆの煮しめではなく、甘めがよろしかろう。
九州のしょうゆは甘い。
福岡県に敬意を表しよう。

煮立てて弱火。

しばらく煮る。

鶏を一口に切る。

椎茸はある程度味が染みたか。

鶏も入れる。

冷凍の里芋水煮は、レンジをかけて解凍。

鶏にも色が付いてきたら、最後に里芋水煮。

水煮なので、むろん火は通っているので
多少味が染みればよいだろう。

弱火でしばらく煮込む。

こんなものかな?。

皿へ。

ビールを開けて、食べる。

鶏も、椎茸もよく味が染みている。
うまい。

ただ、いけないのが、里芋。
なんだか、すかすか。
水煮をさらに冷凍保存していたのだが、
これがいけなかったのか。
里芋は、冷凍野菜にもあったと思うが、
どういうことであろうか。

ともあれ。

筑前煮、うまいのだが、今回、レシピなど特に
見ずに作った。
どうも、違っていたようである。
他の野菜類はともかく、鶏肉は煮る前に、
油で炒めるというものがほとんど。

先に炒めるとアクが出にくい?。
まあ、出来上がりの味がどれだけ違うのか、
わからぬが。

九州なので、ちょっと中国、中華料理の
影響もあるのかもしれぬ。

けんちん汁というものがあるが、あれも
煮る前に、こんにゃくやら根菜類の材料を炒める。
鎌倉の建長寺が起源と聞く。建長寺がなまってけんちん。
(異説もあるよう。)
建長寺は禅宗、臨済宗のお寺。鎌倉時代なのか、
室町時代なのか、中国から渡ってきた僧が伝えたので
油で炒めるという工程がある、とも。
定かではないが、材料を先に油で炒めるというのは
やはり和食っぽくはなかろう。

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメールはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、簡単な自己紹介をお願いいたしております。
匿名はお控えください。

 

断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5|

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006 6月

2006 7月 | 2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006 12月

2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |

2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月

2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月

2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |

2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |

2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |

2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |

2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |

2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |

2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |

2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |

2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月

2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |

2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |

2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |

2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |

2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017 1月 |

2017 2月 | 2017 3月 | 2017 4月 | 2017 5月 | 2017 6月 | 2017 7月 | 2017 8月 | 2017 9月 |

2017 10月 | 2017 11月 | 2017 12月 | 2018 1月|2018 2月| 2018 3月|2018 4月 |

2018 5月 | 2018 6月| 2018 7月| 2018 8月| 2018 9月| 2018 10月| 2018 11月| 2018 12月|

2019 1月| 2019 2月| 2019 3月 | 2019 4月| 2019 5月 | 2019 6月 | 2019 7月| 2019 8月

2019 9月 | 2019 10月 | 2019 11月 | 2019 12月 | 2020 1月 | 2020 2月 | 2020 3月 |

2020 4月 | 2020 5月 | 2020 6月 | 2020 7月 | 2020 8月 | 2020 9月 | 2020 10月 | 2020 11月 |

2020 12月 | 2021 1月 | 2021 2月 | 2021 3月 | 2021 4月 | 2021 5月 | 2021 6月 | 2021 7月

2021 8月 | 2021 9月 | 2021 10月 | 2021 11月 | 2021 12月 | 2022 1月 | 2022 2月 |

BACK | NEXT

(C)DANCHOUTEI 2022