断腸亭料理日記2022

ペッコリーノのリゾット/牡蠣のアヒージョ

4010号

1月7日(金)第一食

ペッコリーノのリゾット

昨日は、東京も久しぶりの大雪。

路面にもまだ雪が残っているよう。
今年はクリスマスから寒波が訪れ、正月も
寒かった。
そして、この大雪。

私などには雪が降って積もっても家にいればよいだけ
なので、どうということもないのだが、
影響を被った方もいたのであろう。

雪がまだあるようなので、自転車は走れない。
なにか作ろう。

温かいもの。
簡単にリゾットでも作ろうか。

チーズもある。
ゴルゴンゾーラとペコリーノ。

ペコリーノを入れようか。

リゾットというのは、存外簡単にできる。

玉ねぎ1/4個をみじん切り。

小鍋にサラダオイルを入れ、炒める。
透明になってきたら、ここに米、1合、
洗わず、研がずに入れ、炒める。

米に油が行き渡り、半透明になってきたら、水。
そしてコンソメ1個。

これを弱火でかき混ぜながら煮る。

あとは、米が食べられる堅さになるまで煮る
のであるが、これが多少面倒。

煮詰まって水分が足らなくなったら足す。
水分が多すぎてもいけない。
むろん、焦がしてもいけない。

イタリア料理のプロは、芯を残すアルデンテに
仕上げるともいうが、これは必ずしもそうでもない。
日本人は芯のある米はどうしても受け付けなかろう。
イタリアのお母さんは、芯をなくすまで煮る、
というのを聞いたことがある。

時折、食べてみながら芯がなくなるまで煮る。
付きっ切りでなくてもよいが、ちょいと根気のようなものは
必要かもしれぬ。

10分、15分程度か。

いいかな。
ペッコリーノを切って、入れる。

溶けたら、冷凍庫のパセリをみじん切りにし、
加えて、出来上がり。

温まる。


1月7日(金)夜

牡蠣のアヒージョ

夜。
やっぱり温かいものがよい。

こんな時には、意外にアヒージョがよい。
煮るだけなので、これも簡単。

なにを入れてもよいのだが、魚介類。

牡蠣!
かなりうまいアヒージョができる。

徒歩でスーパーまで買出しに出る。
パック入りのちょっと大粒のもの。

忘れずに、フランスパンも。

帰宅し、作る。

にんにく1片みじん切り。

土鍋にオリーブオイル。
火にかけ、先ににんにくみじん切りを少々。
多少焦げるまで。これは香りを出すため。
焦がしにんにくである。

写真を撮る前に、牡蠣を入れてしまった。

牡蠣を全部入れて、

残りのにんにくも入れる。
味付けは塩でもよいのだが、私はニョクマムを
入れている。
ニョクマムは、ご存知の東南アジアの魚醤。
塩味と魚介のうまみを足すことができる。

牡蠣は加熱しすぎてもいけなかろう。
軽く火を通す程度。

そしてこれも、パセリみじん切り。

フランスパンはオーブントースターで
軽く焦げ目が付くまで焼く。
最近はフランスパンまで柔らかくなっているが
私は、やはり堅い方が好みである。

出来上がり。

ただのアヒージョだが、牡蠣にすると
ちょっとゴージャス。

生は別にして、牡蠣の食べ方としては、
もっとも簡単でうまいのではなかろうか。

また、アヒージョとしてもかなりうまい方
ではなかろうか。

大満足。

 

 

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