断腸亭料理日記2022

青椒肉絲

4054号

3月21日(月)夜

さて、今日は、なにを食べようか。

またまた、浅草ロックスの西友。

やっぱり西友といえば、アメリカ産アンガス牛。

毎度ステーキも芸がない。
なにか他に、、、、。

お!、そうだ。
青椒肉絲、チンジャオロース。
ご存知、中華の牛肉細切りとピーマンの炒め物。

ピーマンも安い。
一袋、58円。

アンガス牛は肩切り落とし、200g398円。
スライスを細く切ればよいか。

これでOK。

帰宅。

牛肉は細切りにするので、軽く冷凍しておこう。
冷凍室に入れておく。

さて、レシピ。
青椒肉絲、私はほぼ作ったことはない。

調べてみる。
毎度書いているが、私は、シロウトのものは
基本参考にしないことにしている。

プロのもの。
やはり、四川なのか、陳建民氏、孫の
陳建太郎氏のものが出てくる。

建太郎氏のものは、豚。
そう。
青椒肉絲というのは、日本では牛だが中国では
豚の方が一般的のよう。

そして、日本ではオイスターソース味の炒めもの
になっているが、そうでもないらしい。

陳建民氏は牛を使ったレシピ。
これをベースにしよう。

今日の料理

基本、肉に下味を付けてピーマンとともに油通し
のよう。

2時間ほど、冷凍庫に入れた牛肉。

軽く凍っている。
これならば切りやすい。

全部、2〜3mm幅に切る。
やっぱり、切りやすい。

下味は、玉子1個を割りほぐし、半分を使う。
塩少々。
酒は、建民先生のレシピは日本酒のようだが、これは
オリジナルは紹興酒でよろしかろう、大さじ1。
胡椒少々。
http://www.dancyotei.com/2022/mar/shitaaji.jpg

混ぜておく。

筍が入るが、まあ、なしでよかろう。

ピーマンは、縦の細切り。

繊維の方向に切るもののよう。

ここから油通し。
だが、これ、やはり、鬼門であろう。

ザーレンというのか、穴の開いた大きなお玉のような
もので、油を切る。
一度、買おうかとも思ったのだが、このため
だけに買うわけにもいかなかろう。

油を中華鍋に多めに入れ、熱くし、牛肉を
投入。

ある程度火を通して、ピーマンも投入。

ピーマンにも火を通し、火をとめて、油からあげる。
これは、網で。

残っているのは、油と水分。
これをそのまま、揚げ物などの油としては使えなかろう。
捨てるしかないか。

少し中華鍋に残し、斜めにきったねぎ、生姜細切り。

軽く炒めて、牛肉とピーマンを戻す。

最後にしょうゆ、小さじ1.5、砂糖小さじ1
紹興酒小さじ1、胡椒少々、水小さじ2、
水溶き片栗粉小さじ2。
そして、オイスターソース小さじ1。

そう。
オイスターソースはこんなものなのである。
決して、オイスターソース炒めではないのである。

合わせて、出来上がり。
皿へ。

ビールを開けて、食べる。

おお!。

これ、かなりうまい。

流石、建民先生レシピ。
オイスターソースは控え目。
で、なにが効いてくるかというと、
ねぎとしょうが。
ちょっと、クセになる味かもしれぬ。

欠点をいうと、やっぱり油。
油切れがわるく、食べ終わると、皿に下に
油が大量にたまっていた。
ザーレンで濾しても切れは同じような
気もしなくはない、か。
最近[白燕]達人がやっていた油通し。
油に入れるのではなく、掛ける。
肉もピーマンも別々に。
あれも今度トライしてみるか。

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメールはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、簡単な自己紹介をお願いいたしております。
匿名はお控えください。

 

 

 

断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5|

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006 6月

2006 7月 | 2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006 12月

2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |

2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月

2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月

2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |

2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |

2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |

2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |

2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |

2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |

2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |

2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |

2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月

2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |

2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |

2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |

2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |

2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017 1月 |

2017 2月 | 2017 3月 | 2017 4月 | 2017 5月 | 2017 6月 | 2017 7月 | 2017 8月 | 2017 9月 |

2017 10月 | 2017 11月 | 2017 12月 | 2018 1月|2018 2月| 2018 3月|2018 4月 |

2018 5月 | 2018 6月| 2018 7月| 2018 8月| 2018 9月| 2018 10月| 2018 11月| 2018 12月|

2019 1月| 2019 2月| 2019 3月 | 2019 4月| 2019 5月 | 2019 6月 | 2019 7月| 2019 8月

2019 9月 | 2019 10月 | 2019 11月 | 2019 12月 | 2020 1月 | 2020 2月 | 2020 3月 |

2020 4月 | 2020 5月 | 2020 6月 | 2020 7月 | 2020 8月 | 2020 9月 | 2020 10月 | 2020 11月 |

2020 12月 | 2021 1月 | 2021 2月 | 2021 3月 | 2021 4月 | 2021 5月 | 2021 6月 | 2021 7月

2021 8月 | 2021 9月 | 2021 10月 | 2021 11月 | 2021 12月 | 2022 1月 | 2022 2月 | 2022 3月 |

BACK | NEXT

(C)DANCHOUTEI 2022