断腸亭料理日記2022

ローストビーフのサンドイッチ

4092号

5月22日(日)夜

さて、なにを食べよう。

このところ、なんとなく魚という気分にならない。
理由は特にないのだが。

で、肉、で、ある。

ローストビーフなんかはどうであろうか。

毎度のフレンチ、谷シェフレシピ。

チーズをはさんだバケットのサンドイッチにしている。

これ、うまそうである。

チーズはコンテ、あるいはグルエール、ゴーダ、という。

冷蔵庫には、パルミジャーノ・レッジャーノ、
ペッコリーノ・ロマーノ。そして、クリームチーズ
がある。

わざわざ他のものを買うこともないだろう。

肉とパンだけ買ってくる。

肉は、ももブロック。
豪産グラスフェッドビーフ。

フレンチの谷シェフのレシピもフライパンで焼く。

以前はローストビーフといえば、
オーブンで焼くのが多かったような気がするが、
やはりフライパンの方が手軽である。
私もいつもフライパンである。

谷シェフレシピも、特に変わったことはしていない。
焦げ目を付けながら、全面を焼くだけ。

ただ塩をして半日以上冷蔵庫、そして、常温に戻す、
との指令だが、半日は待てないので、最初に
常温に置いておく。

塊肉の場合は、これはやはり必須であろう。
3時間ほど置いて、よいかな。
全面に塩。
さすがに、30分ほど置く。

ここから焼く。

油は、オリーブオイルにしてみる。

最初は中火。

スプーンで油をかけながら、回しながら、
全面、しっかり焦げ目を付ける。
レシピを見直すと、最初から弱火であった。

ともあれ。
これでは、中は完全にレア。いや、生。
少し置くと、どっと赤いドリップが出てくる。

弱火にしてじっくり中まで火を入れる。

私の目標とすれば、ミディアム程度。

金串を刺して、中の温度をみる。

ふむふむ、そこそこ温度はあがっているよう。

一先ず、ドリップが少なくなるまで焼いてみる。

まだ、ゼロではないが、かなり減った。

これで火を止め、置く。
自分では、ドリップを出し切るというような
イメージである。

30分ほど、フライパンの上に置いて、
俎板にあげて、切ってみる。

ミディアムくらいにはなったか。
だが、まだ、赤いドリップは出ることは出る。

どうもドリップが出るというのはいけない
ように思っているのだが、意外にそうでもないのか。
完全に出なくなるのは、ウェルダンか。

三切れほど切る。

バケットを1/3ほど切って、オーブントースターで
軽く焼く。

チーズは、柔らかいクリームチーズに
してみよう。

クリームチーズ、マスタード。

黒オリーブを添える。

ビールを開けて、食べる。

なかなか贅沢な感じではないか。
クリームチーズはビーフにも合う。
ちょいとソースのよう。
なかなかうまい。

だだ、切り方がちょっと、厚かったか。
思ったより、肉が硬かったのである。
シェフの肉は和牛であったか。
そして、パンに多少赤いドリップが出てもいた。

なかなか、むずかしいものである。
まだまだ。


おまけ。

残り、アルミホイルで包んで冷蔵庫で二日後。
半分ぐらいの厚みにした。

ドリップも出ておらず、よい感じ。
30分程度は置いたのだが、少なくとも
1時間、2時間冷めるまで置く必要があったか。

 

 

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