断腸亭料理日記

牛ばらかけご飯 その壱

9月23日(木)秋分の日
このところ、若干、落着かぬこともあり、
サボっていた。(外食が続いていた。)

相変わらず、名古屋である。

今日、なにを食べようか、考える、これは楽しいことであり、
それが、自分の日常ペースである。余裕がなくなっていた。
戻らなくては、いけない。

22日、寝ながら、明日、なにを食べようか?考える。

いつもの、点心?。毎度で気が利かない、、?
小龍包、肉まん、なんかどうだろう、、、。レシピがわからない。

有楽町の広東料理屋「慶楽」の筆者の好きなメニュー
「牛バラ肉かけご飯」、はどうだろう?
これであれば、このところ作っていないが、まあ大丈夫。
問題は、材料の入手、だけである、、、就寝。

11:00起床。
よく寝た。

第1食。
作り置の、カレー味をつけた挽肉炒め、をトーストに挟んだもの。
先日の、フィッシュ&チップスの残り。

洗濯。

さあ、買い出しである。
牛バラ肉、いわば、カルビである。
それも、焼肉用にスライスしたものでなく、
煮込むため、固まりで、入手しなくては、いけない。
これは、意外と、ない。

スーパーを覗いてみたが、やはり、ない。

やはり、いわゆる、肉屋、であろう。

筆者のこちら、名古屋での住まいは、
山手から新興住宅地にあたる区域である。
肉屋、魚屋、八百屋といった、商店街は、少ない。スーパーのみである。
これは、不便。

それでも、電話帳で、広告の出ている、
比較的大きそうな肉屋を探しあて、行ってみる。
(それにしても、少ない。タウンページで半ページにも満たない。
そんなものだろうか。)
「鹿児島 黒毛和牛 岐阜屋」。

店は、思いがけず小さい。
あるだろうか?と怪しみつつ、、。
「あのー、牛バラかたまり、あります?」

「お兄ちゃん、ちょうどよかった。今日、いいのがあるんだ。」

(岐阜屋である。岐阜弁であろう。再現不可能。)
と満面の笑みを浮かべて、60歳格好の店主。

立派な、霜降り。切れ端を食べさせてもらう。
「本当なら\800/100gもらわないと、合わないんだけど、おまけしちゃう!」
160g/\1,300。

なにか、乗せられたよう。ま、おじさんの、笑顔にめんじて、よし、としよう。
苦労をしたが、牛バラ固まり、入手。

この他に、豆苗。(炒め物に。)
これだけのいい、肉である。赤ワインも買って。

帰宅。

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紙数が尽きた。明日へつづく。
(明日はもちろん、作って、食べる。)

※平均点 2.595    合計  37人

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