断腸亭料理日記2005

御徒町・立ち呑み・大山

6月9日(木)夜

さて、このところ、読者の方から
「立ち呑みネタが、ないですね。」と、いうメッセージを、
それも、複数、いただいた。

立ち呑み、は、意外に、好評であったようである。
(行っているが、書いていないのである。リクエストにお答えして、大山。)

埼玉県北部、高崎線からの帰りである。暑かった。
上野駅へ降りる。

この季節になると、やはり、立ち呑み、それも、外がよい。

と、なると、味の笛、ではなく、大山である。

大山は、最近は買って帰り、うちで喰ったりもしている。

19時半。上野駅からブラブラ、線路際を歩く。

大山に着く。

先客は、若いサラリーマン4〜5人組み。
外に立って呑んでいる。

外には、黄色い立ち呑み用の机が、二つ三つある。

焼鳥。つくね、レバ、ねぎま、皮を頼む。
焼けるのを待つ間、メンチももらう。
メンチは、やみつきメンチ¥100と、特製メンチ¥200の
2種類あるが、当然ともいえようが、特製の方が、うまい。

(これは特製。)

道の方を向いて、道行く人々を見ながら、生ビールを呑む。

あたり前であるが、店側ではなく、道側を向いていると、
見られているというよりも、見ている、という感覚になる。

立ち呑みの場合、見られているよりは、見ている、方が
なにか、不思議な優越感のようなものが、出てくるのは、
おもしろい。

少し、涼しくなった御徒町。歩く人も多い。

若者のカップル。サラリーマン、OLのカップル。
若い女性の3人組。サラリーマンおやじの3人組。etc.
カップルは、この二人、どんな付き合いをしているのであろうか、
など、どうでもよいことを考えてしまう。

メンチはからしも付ける。肉汁たっぷりでうまい。

焼鳥も焼ける。

つくねが、うまい、のである。

軟骨が混ぜ込まれているのであろう。コリコリとした歯応えがあってよい。
レバも、ほどよくレアに焼かれている。

うまかった。

ブラブラ、歩いて帰宅。


肉の大山
TEL 03-3831-9007
〒110-0005 東京都台東区上野6丁目13−2

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