断腸亭料理日記

コロッケ


1月15日(土)第2食
夕方、ちょっと、一杯。

その後、髪を切りに行っていた妻も帰宅。

TVを見ていると、コロッケ。

コロッケと言っても、いわゆる、肉屋で売っている、
普通のジャガイモのコロッケである。

暮れに、北海道の妻の実家から送られたじゃがいもが、
芽を出しかけている、、、、。
これを、処理しなくては、いけない。

作る
ジャガイモのコロッケは、メニューとしては、非常にポピュラーなものだが、
手間が大変にかかる。
(キテレツ大百科のテーマソングが、コロッケを作る工程を歌詞にしているもの
がある。森雪之丞作詞。アニメのテーマソングとしては、非常に不思議なものである)

ジャガイモいも3個の、皮を剥き、茹でる。(2,30分)

この間に、挽肉を炒める。
挽肉、と言っても、急にあるわけでもない。
得意の餃子用に、冷凍してある、豚バラ塊を100g程度解凍し、
みじん切り。
炒め、塩コショウで濃い目に味付け。

茹で上がったいもを、手早くつぶす。
温かいうちに、つぶさないと、堅くなり、つぶれにくくなる。

食感が残るように、完全につぶしきらない。
作業としては、けっこう、力がいる。
炒めた挽肉を混ぜ込む。
若干の塩コショウ。
(「キテレツの歌」では、たまねぎも入れているが、
より、シンプルに、今回はやめる。)

小判形に整形。10枚程度できた。

小麦粉、溶き卵、生パン粉を用意。
この順につけていく。

缶に入れて、保存してあるラードを、揚げ鍋に入れ過熱。
パン粉を油に入れ、油温をみる。
勢いよく、はねる、中温から、高温。

基本的には、熱が通っているものである。
衣にきれいに色がつけば、いい。

3枚ずつ揚げる。

1枚、大きめのものが、折れてしまったが、
おおむね、きれいに、揚がる。

食べる
ちょっと寒いが、コロッケには、ビール。

まあ、まあである。カラッと揚がっている。
食感もいい。

肉屋のコロッケが、うまいのはなんであろう。
ラードで揚げているのが、一つ。
それ以上に、夕方、腹の空いた時間に食べることが、
最も大きいのでは、ないだろうか。

内容としては、単純なものである。
しかし、それが、うまい。
 

※平均点  2.590      合計 39人

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