断腸亭料理日記2008

秋刀魚とさより

10月25日(土)

さて、土曜日。

疲れているのだが、
朝、やっぱり比較的早く起きてしまう。

白い飯が食いたくなり、飯を炊く。
おかずは、冷凍庫に凍っていた、秋刀魚。
解凍し、塩焼きにする。
大根もあったので、おろし、にし、
少し余ったので、千六本に切って味噌汁に。
味噌汁は、この他に、ねぎも。
水から野菜を煮て、茶漉しにかつお削り節を入れ、
網ごと入れて、出汁を取り、出汁が出たら引き上げる。
(これは便利。)


右側の黒いのは葉唐辛子の佃煮。

なにか、珍しく、普通の朝飯。

この土日は少し、腰を据えて、仕事。
ウイークデーは出張などもあり、時間がなかったので
資料作り。

2〜3時間仕事をし、午後、仕事だけだと、滅入るので、
気分転換に、自転車でアメ横に魚を見にいく。

きてみると、今日はさより、が、ある。

小さいが、一山、大盛りで300円。
ものはよさそうである。
キラキラと光っている。

これにしようか。
買ってすぐに帰り、冷蔵庫に入れておく。

また仕事。

夜に入り、さより、にかかる。


開けてみると、こんな感じ。
数え始めたのだが、途中で面倒になり、やめた。
30本はあるようだ。

長さは20cmほど。

まずは、刺身、で、あろう。
この小さいのをたくさんさばくのは、
なかなか荷(に)で、ある。

小さい出刃包丁。
(出刃包丁は大きいのと、小さいのと二本ある。)

まずは、腹を裂き、頭を落とし、
はらわたを取り、きれいに洗う。
腹を上、尻尾を左に置いて、頭側から、
上になった身と中骨の間に包丁を入れ、
中骨に沿って、尻尾まで切る。
腹を下にし、今度は尻尾から包丁を入れ、
頭まで、一気に切る。

ハラスの部分の細かい骨が残るが、包丁の刃でしごき、
洗って、全部は取りきれないが、ある程度、減らす。
もう半身は、尻尾から一気に頭まで骨に沿って
中骨をはずす。
同じように、ハラス部分をきれいにする。
頭から皮を引く。

これで三枚、一匹終了。

10匹やった。
むずかしくはないが、面倒である。

色もよい。
ペーパータオルで、水気をよく拭き取る
さより、というのは、身は白身に近いので、
水分はよく取った方がうまい、で、あろう。

刺身包丁で、半分に切って、並べる。


なかなか、きれい、で、ある。
ビールを抜いて、食べる。

これは、めっけもの。
うまい。
あまみ、も、ある。
白身と、いって、十分の味である。
10本程度だから、これで、100円である。

皮と中骨は、塩をして、オーブントースターで焼く。


これも、うまい。

今日は、当たり、で、ある。

しかし、朝から、魚ばかり、たべている。

あと20本。なんにしようか。




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