断腸亭料理日記2020

豚ぬき?

3月2日(月)第二食

さて。

月曜日。

一日冷たい雨。

コロナ騒ぎもあって、あまり外に出たくない。

なにを食べるか。

毎度、やっている○○ぬき。
そばやで、昔からある、天ぬきやら、鴨ぬき。

天ぷらそば、かも南蛮のそば抜き。

これで酒を呑む。

簡単であるし、よいものである。

そばつゆに入れるのは、そばにあるものであれば
なんでも成立するのだろう。
そばつゆにとろろを入れたものは、吸いとろ、などといって
酒の肴にすることがある。

また、肉も鴨ではなく、例えば鶏肉。
鶏はそばにあるが、東京のそばやにはない、牛肉、
豚肉でやってもよい。

今日は、豚肉でやってみよう。

入れるものは、豚バラ。
やはり、脂の出るものが、うまい。
角切りがあったので、これ。

それから、なめこ。
こんなものも、ありであろう。

三つ葉。
これは欠かせない。

ぬき、自体が酒の肴なので、複数のものが入ってもよい。
油揚げなども、うまいのだが、今日はこれだけ。

作る。

小鍋に水を張り、豚バラ角切りを投入。

焼酎も入れようか。
沖縄風、豚の角煮、ラフテー。
これは焼酎で煮込む。

焼酎で煮込むと、脂がさっぱりする、のである。

弱火で20分ほどでよいか。

ここに、つゆ。
いつもの通り、桃屋のつゆ。

多少、甘みが勝っているので、しょうゆを足す。

ねぎ。
これは、5cmほどの長さで、半割。

なめこは、一袋全部。

煮込んで、火を通す。

いいかな?。

三つ葉は1パック二株、全部を切って入れる。

三つ葉を入れてからは加熱は不要であろう。
予熱でよい。

ビールではなく、酒。

火鉢に火が入っているので、鉄瓶にお銚子を入れ、
燗をつける。
酒は、菊政宗。

熱くもぬるくもない、上燗。

豚ぬき。

焼酎を入れて煮込むと、なんというのであろうか、
ちょっとプリっとした食感で、脂もさっぱりする。

豚バラは、スライスでもよいのだが、
角切りの方が、食べ応えが出る。

柔らかくなったねぎ、なめこもつまみながら。
また、三つ葉の香りもよい。

つゆ自体ももちろん、酒の肴。

これをお替りして、二杯。

仕上げに、そば。
これはスーパーの生そば。

凸凹はあるが、最近のスーパーで売っている生そばは
そこそこ食べられる。

茹でて、

豚のつけそば。

こんなものでも、十分に満足。

うまかった、うまかった。

 

 

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