断腸亭料理日記2020

井泉本店の一口かつでかつ丼

さて、井泉から持ち帰った、一口かつ。

これはなににするかといえば、
迷わず、かつ丼、で、ある。

しばらくかつ丼は作っていなかった。

もちろん、ご近所の元浅草[砂場]では毎週のように
食べているが。

毎度、課題の、きれいに盛り付けられない問題。

これは、動画にも撮っている通り、依然として
解決できないまま。
もはや、あきらめかけている。

プロの動作を見ても、まわりの玉子をはがし、
勢いを付けて、一気にご飯の上に載せているくらいで、
特別なことはないように見える。
どうしても、きれいに丼鍋のままの形で
ご飯の上に載せることができないのである。

まあ、見た目だけの問題なので、
味にはほぼ関係ないのであるが、どうも、もやもやは
消えないので、困ってしまう。

さて。

やっぱり、味噌汁は作りたい。
それも、赤だし。

実はなにがよかろう。

いつもなめこに豆腐が多いが、今日は豆腐だけでも
よいか。

買出しに出る。

豆腐を買って、、、、
野菜売り場で、、、茗荷、、。

赤だしにはパラっと入れるとよい、かもしれぬ。

豆腐は、先日根岸の[笹乃雪]でうまいものを
食べた。

スーパーの豆腐売り場にはかなりの数のブランドがある。
皆さん、どんな基準で選んで買っておられるであろうか。
数は多くないが大手といってよいようなナショナル
ブランドに近いものもある。
スーパーのPBもある。
また、うまいと思って買っていても、小さいメーカー
のものであったからか、いつの間にか店頭から
なくなっていることもよくある。
また、当然のようにチェーン、店によっても
置いているものが、違う。

毎度書いているが、基準を作ってほしいのである。
日本酒であれば、甘口辛口の日本酒度。また、
米の精米度合いによって、吟醸、大吟醸など明快な
数値による基準が提示されている。価格も
それによって違うのもわかりやすい。

豆腐も、最低、豆乳の濃さは数値として表示できる
のではなかろうか。
私なども豆腐は濃い方がうまいと思うのである
公表できないわけがあるのであろうか。

ともあれ。
みそ汁は、出汁を取り、小さめのさいの目に切った豆腐を
軽く煮る。
ここに、八丁味噌:信州みそ、6:4程度で溶いておく。

[井泉本家]の持ち帰り一口ひれかつ。

四つ。

キャベツの千切りとソースもついている。
キャベツは別に食べてしまった。

ここから二つ使う。
一応、アルミホイルにのせて

オーブントースターで温める。

二つに切って、ここから、丼鍋でいつもの通り、
かつ丼の頭作り。

玉ねぎはなし。
つゆは毎度お馴染みの桃屋。
玉子は二個。

ご飯は冷凍してあったものを温めた。

実は、動画も撮ってみたのだが、幸か不幸か、
撮れていなかった。

出来栄えは、まったく進歩なし。

このテイタラク、である。

だが、味は、うまいぞ。
井泉のかつは、かつ丼にしても独特なあの衣の
香りが如実にわかる。

上野酒悦のしば漬けと大阪船場神宗のちりめん山椒を
添える。

豆腐の赤だし。
茗荷は、細かく切って、最後に入れた。
火は通さない。
香りがよりよいであろう、と。

赤だしは、よくできた。
茗荷がよい。
赤だしにこの香りがよく合う。

おまけ。
残り二つの一口かつは、とんかつとして。
キャベツは千切りで買ってくる。
やはり、今は千切りとして買ってくるのが最も
リーズナブルである。
オーブント−スターで温めて。

 

 

 

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