断腸亭料理日記2024

砂肝のアヒージョ

4512号

2月20日(火)夜

さて、今日は砂肝、で、ある。

安いので、砂肝を買ってきた。

昨年来、牛、豚、鶏、どれということなく、
肉の値段が上がったっきり下がらない。
まあ、ものの値段があがるのは経済とすれば
わるいことではなく、このくらいで定着していく
のかもしれぬ。

だが、鶏の砂肝は今も安い。
牛、豚や鶏のレバー、モツ、ホルモンなども安いが
同等くらいかもしれぬ。

砂肝の食べ方というのは、意外に多くなかろう。
から揚げ、焼鳥などもあるが、やはり堅いので、
もう一つであろう。

なんとか、砂肝をうまく食う方法がないか。

思い付いたのが、アヒージョ

以前にも作ったことがある。
うまいもんである。

ただ、やっぱり堅い。

なにか工夫はなかろうか。

アヒージョは簡単。

にんにく2片、スライス。

土鍋にオリーブオイル。

そして、冷蔵庫にもう長いことあった缶詰の
アンチョビ。
なにに使ったかもう覚えていないほど。
オリーブオイル漬けで塩も強いので大丈夫
そうだが、塩が浮いている。
まあ、いってみよう。

にんにくスライス少々と、アンチョビを全部入れる。
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にんにくは、最初から入れ、これはある程度焦がし、
香りを出すことを目的とする。

砂肝は、小さめに切ってはどうだろうか。

こんな感じ。

スライスといってもよい程度に薄くしてみた。

砂肝のオイル漬けというものがある。
コンフィともいうか。
あれは、比較的柔らか。

レシピを調べると、比較的低い温度でオリーブオイルで
1時間程度煮る。いわゆるコンフィ。
日清オイリオ

砂肝は火が通ると一度堅くなる。

それを煮続け、あるところをすぎると柔らかくなる?。
そうなのかもしれぬ。

1時間とはいわぬが、じっくり煮る。

もうよいかな。
テキトウにやめる。

出来上がり。

生のパセリはないので、乾燥パセリを入れる。

ビールを開けて、食べる。

なかなかよくできたのではなかろうか。

砂肝はそこそこ柔らか。
薄く切ったのもよかったか。

塩味はそこそこの量があったアンチョビのみだが
ちょうどよい。

翌日。

砂肝がまだ余っていたので、足して食べてしまおう。

今日はパセリと、フランスパン、それから、呑みたくなり
スパークリングワインも買ってきた。

多少、土鍋に残っていた砂肝やにんにくを
網で濾して、油だけにする。

昨日と同様の大きさに砂肝をスライス。
油に投入。

やはりじっくり煮る。

いい感じになったら、あげていた昨日のものも
戻す。

生のパセリをみじん切り。
投入。

フランスパンもオーブントースターで焼く。

出来上がり。

スパークリングワインを開けて食べる。

昨日と大幅に違うわけではない、やはり、
うまくできた。

アンチョビの出汁の出たオイルもうまい。

砂肝のアヒージョ、砂肝の食べ方としては
簡単でうまい。
かなりのレベルかもしれない。

 

 

 

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