断腸亭料理日記2008

オムライス

3月9日(日)第一食

さて、日曜日。

第一食は、オムライス、で、ある。

少し前にチキンライスを、書いた。

その後すぐ、チューボーですよ!で、オムライスをやっていたので、
作ってみようかと思ったのだが、そうそう同じようなものばかり、この日記で書くのも
どうかと思い、少し間を開けていたのであった。

このチューボーですよ!のチキンライスのレシピが
少しかわっていたのである。
ケチャップ以外に、ホールトマトを入れる、と、いうもの。
どんな感じになるのか、試してみたかった。

昨晩炊いた、飯をあらかじめ、ベランダに出して、
冷やしておいた。やはり、炒めライスは、冷えて、
水分ができるだけ飛んでいた方がよい。
(しかしまあ、一晩くらいでは、まだまだ水分は多いのだが。)

まずは、冷凍庫から、鶏もも肉を出し、レンジで解凍、
1cm角に切る。
玉ねぎを1/2個も同様に切っておく。

鍋に鶏肉、缶のホールトマト(カットしたもの)1/2、
水を入れ、塩胡椒、中強火で煮る。
15分ほど、煮詰める感じ、で、ある。

水分がなくなってきたら、玉ねぎにかかる。

レシピ通り、フライパンにマーガリン、サラダ油を入れ、
玉ねぎを入れ、透明になるまで炒める。
焦げ付くので、火加減には注意、が必要、で、ある。

透明になったら、ここに、ご飯。

火を止め、よくほぐす。
ここで、水分が飛んでいると、楽なのである。

ほぐれたら、塩胡椒、ケチャップを入れ、点火し、
よく混ぜ合わせる。

そて、最後に、煮込んだ鶏を合わせる。


ホールトマトの皮が残っている。
いつも作るチキンライスとの見た目の違いは、そんなところである。

さて、ここから、オムライス、に、なるわけである。
筆者、オムライスを作るのは、初めてかもしれない。
チキンライスは大好物、で、あるが、オムライスは、
積極的には、食べない。

むろん食べたことがないわけではないのだが、
積極的には、さらに、オムレツも食べない。

これは、半熟の玉子、とくに冷めてしまったものが
子供の頃から、苦手であったためである。
温かければまだよいのだが、冷めてしまった半熟玉子は
なまぐさい、ではないか。

そんなわけで、オムライス初挑戦、で、ある。

まずは、玉子三個をよくほぐす。
ここに、塩胡椒。

別のフライパン(テフロン)を十分に加熱。
油を敷く。

溶いた玉子を投入。
手早く混ぜる。

こんな感じ、、で、よいのだろうか。


半熟状態で、一度火を止め、先ほどのチキンライスを載せる。
この載せる場所と、形がポイントなのだろうが、
いま一つ、勝手がわからない。
手前側、端っこ寄りに出来上がりを想定した形に載せてみた。

さて、ここからどうするのか。
よく、フライパンの持ち手を、トントンと叩きながら
丸めているのを見るが、よくわからない。
内儀(かみ)さんを呼んで、どうするのか聞いてみるが、
やはり、わからない、と、いう。
「このまま、かぶせちゃって、あとはフライパンを
ひっくり返して、皿に載せちゃえば!」と、いう。

乱暴であるが、考えていて、時間が経ってしまっても、
あるいは、いろいろいじって、滅茶苦茶になるのが
落ちである。

その意見を採用。

向こう側の玉子を手前のチキンライスに被せ、
(つまり、二つ折りにする。)皿をフライパンに載せ、
そのままの位置関係で、皿とフライパンをひっくり返す。

ほっ。
一応、皿に載った。

二つ折りであることが、明明白白なミテクレではあるが、
一応、オムライス、が、できた。

上から、ケチャップをかける。


食べてみる。

形はともかく、玉子は半熟で、まあそれらしい。

チキンライス。
あらかじめ、鶏を煮込んでいる意図は、なんであろうか。
鶏にトマトの味が染みている、というのと、
15分煮込んでいるので、柔らかくなっている。
そういう感じである。

好みとしては、いつもの、ブランデーで炒めた
濃い味の方がよいように思う。
しかし、それは今日の作り方に、
ブランデーを入れれば解決するような気もする。

今日のものは、手がかかっているだけあり、
上品な仕上がりのチキンライス、と、いえるかもしれない。

ともあれ、初挑戦のオムライス、なん回か作れば、
勘どころも会得できそうだが、、果たして、
またやろうと思うかどうか、、。




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