断腸亭料理日記2014

断腸亭の夏休み「セイシェル」その10


引き続き、セイシェル。

四日目、次はディナー。

今日は、このリゾートに一軒だけある中華のレストラン。

なぜであろうか。
このリゾートのレストランは今までのところ、
むろん、値段も安くはないが、味は満足できるものであったが、
それらと比べかなりレベルが低かった。

前菜とスープ、デザートがFIXでメインを選ぶ形式
だったと思う。
私は麻婆豆腐を、内儀(かみ)さんは炒め物を選んだ。

前菜は、揚げた海老の入ったサラダのようなもの。


盛り付けも、ただ皿に入れただけで、なにか家庭料理、あるいは
社食の料理のような感じである。

ワンタンスープ。


まずくはないが、化学調味料たっぷりの味である。

麻婆豆腐。


辛みが少ない普通の麻婆豆腐。

豚肉と野菜の炒め物。

(写真までピンボケになってしまった。)

甜麺醤系の甘辛味の炒め物。

デザートはバニラとストロベリーのアイスが一山ずつ。
このアイスは、ラクトアイスのような安っぽい味であった。

通して、香港だかシンガポールの屋台、あるいは、
街の小さな食堂のレベルといってよかろう。

他がよいだけに残念なレストランであった。

さて。

一夜明けて、いよいよ滞在最終日。

いつものように、朝飯。


右側は、トマト系のクレオールソース味の白身魚と、チキンのカレー。

11時からダイビング。
これも最終。

今日も昨日同様、雲はあるが日が出てよい天気。

右側、ほんの少し写っているが、これはドイツ人の若い女性。

いつも1ダイブが7〜8人で、我々以外はフランス人とドイツ人のようであった。
(なかでもドイツ人が多くこのリゾート自体が、1/3〜半分程度がドイツ人のように
見られた。)

ダイビングポイントは同じ。

エントリー。

 

なん回か出しているが、尻尾が黄色で胴体が鮮やかのブルーの小魚と、
枝サンゴ。

(今日は魚の名前を調べて、書いてみる。)
これは、ソラスズメダイというよう。

ここにはたくさんいる。

いかにも熱帯魚らしい形。


南の島にはどこにでもいる。
ツノダシという。
優雅な容姿の割に無粋な名前であろう。

サンゴも美しい。

これはチョウチョウウオという。
これも、どこにでもいる。

アミメモンガラという名前のようである。
モンガラカワハギの仲間。
(ハデな柄でダイバーには有名なモンガラカワハギだが、
ご存じない方もあるかもしれぬ。ここでは見なかったが、こんな奴↓。


(ウィキペディアより。)

 

 

ひょっとすると、スイーツかアクセサリーのように見えてしまうが
これ、ウミウシ、で、ある。

タテヒダイボウミウシという名前のウミウシの仲間らしい。

ウミウシは貝類の貝殻のなくなった者ども。

こ奴の大きさは4〜5cm以内で小さいものだが
南のウミウシはこんな色のものが多い。

先ほどのチョウチョウウオと同じ形で模様違いである。
大きな黒点が一つで、イッテンチョウチョウウオという。

と、また現れた。


ウミガメ。

 

 

これもまた、タイマイ、ではなかろうか。
(甲羅の縁がギザギザしているのがタイマイの一つの特徴らしい。)

タイマイ自体は珍しいのだと思うが、
この辺りには比較的多いのかも知れない。

 

エキジット。

 

 


つづく。
 

 


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