断腸亭料理日記2019

断腸亭2019夏・モルディブ その4

引き続き、モルディブ。

朝飯を食べて、ダイブセンターへ。

潜っていない期間が一年以上なので、リフレッシュダイビング。
丁寧にするところもあるが、比較的簡単に終了。

私自身は、25年ほど潜っていて、160本ほど。
なん年か潜っていない頃もあった。
ここ数年は夏だけのリゾートダイバーだが毎年続けて潜っている。
あまり不安はない。

まあ、私自身、元来うまい方ではないと思う。
不安がなくなったのは、やっと最近かもしれない。
まずは、浮かばずに潜れる。
耳抜きができる。
マスククリア、マスクに入った水を抜ける。
そして、中性浮力といって、浮きも沈みもしない状態を取れる。
水中で、真っ直ぐ泳げる。

これら基本中の基本だと思うが、いつも特に意識しなくとも
不安なくできなければいけない。さもなければ、危険なスポーツ
なのである。
それがやっとここ数年ということである。

そのまま、ボートダイブへ。

ポイントへは20分ほど。

DHIGU THILA

発音はドゥヒグ・ティラでよいのか。
ティラはなに語であろうか、リーフのこと。

海上にはほぼ出ていない独立したサンゴ礁。

潜るとすぐに、大量の小魚の群れ。

さすがにモルディブ、魚影が濃い。

リーフの平なところまで降りる。

赤い小魚はキンギョハナダイか。

独立しているリーフのためか大きなものもいる。

イソマグロか。

クマノミとイソギンチャク。

このクマノミはノーマルなクマノミ。

なかなか真横からきれいに撮るのはむずかしいのだが、撮れた。

名前はタテジマキンチャクダイか。

お気付きであろうか、サンゴがほぼない。

昨年は、モルディブでも南部で、サンゴは場所によるがもう少しあった。

だが、このあたりは、こんな感じ。
以前はびっしりあった、枝サンゴやテーブルサンゴは
まったく見られなくなってしまった。

最近もニュースになっていたがグレートバリアリーフ、沖縄その他、
世界中のサンゴ礁が、海水温の上昇で壊滅的な打撃を受けている
のである。

モルディブでも南部の方が、海流などの関係で海水温が比較的
上がりにくく、比較的残っていると聞いた。

サンゴがあるということは、見た目に美しいということだけでは
もちろんなく、魚など他の生き物へ生活環境を提供している。

それでもこれだけの小魚たちがいる。
逆にいうと、サンゴが生きていればもっともっと豊かな
生態系を作っていた、ということになるのかもしれぬ。

ちょっときれいに撮れた。

イソギンチャクとクマノミ。
このクマノミは、ハマクマノミというよう。
黒、白、黄色で白い背びれがツノのようになっているのは、ツノダシ。
それから、上の方にいる白いラインが頭の後ろに入っているのは、
コーラレ・バタフライ・フィッシュというチョウチョウウオ。
たくさんいる黒い小魚は、なんというのか、不明。

こんなところで、一本目終了。

ランチボックスが出た。

ゆで玉子をはさんだ小さなサンドイッチ。
串に刺したハム、フルーツやら。
ちょっとお洒落でうまい。

と、この日は食べられたのだが、翌日以降は食べる余裕なし。

小一時間、次のポイントへ移動しながら休憩。

二本目は、リゾートすぐそばのポイント。

このダイブセンターの名物かもしれぬ。
ブルーホール。

島のリーフの外側にできた、穴。
底の部分までで20m〜30mほど。

入ったところで数匹のヘラヤガラとハタタテの群れ。

この細長いのはヘラヤガラ。
これはなにもモルディブでなくとも日本近海にもいる。

これがブルーホールの入り口。

ここにもヘラヤガラ。

穴の中を覗くと、密集した小魚。

穴に突入。

入ったすぐ下の横穴。

やはり大量の小魚と、赤い魚。
これはアカマツカサか。

その奥に、巨大な伊勢海老。

 

つづく

 

 

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