断腸亭料理日記2022

いわしフライ/タンメン仲御徒町富白

4133号

7月19日(火)夜

さて、鰯、で、ある。
鰯の開いたもの。

買ったのは昨日。
浅草ロックスの西友。

三枚。

千葉、というのは銚子であろうか。
もともと安いが、さらに値下げで三枚187円。

入梅鰯という言葉もあるようで、
やはり、今、うまい時期であろう。

簡単にフライパンで焼いて、甘辛の蒲焼
というのか、照り焼き、とも思ったが、
ちょいと手間はかかるが、フライにしようと
考えた。

生であれば、刺身、なめろうがうまかろうが、
火を通すのであれば、フライが1〜2を争うであろう。
私の好物といってもよい。

さばいてから多少時間が経っている。
この状態であれば、やはり塩をして洗った方が
よいだろう。

洗って、両面にたっぷり塩をする。

このまま30分ほど置く。

そして、水洗い。
塩が身に入っているであろう。
塩抜きのため、水に漬けて10分、
20分置いておく。

揚げ鍋に油の用意。
余熱をしておく。

水気を切って、小麦粉をふる。
小麦粉は強力粉にしてみる。

衣の用意。

プラスチック容器に全卵1個を割りほぐし、
氷2個と水。ここに同じく強力粉。
ちょっとドロッとする堅さに。

パン粉も別の容器に用意。

小麦粉をふったいわしを卵の衣につけ、

パン粉の器へ。

スプーンでパン粉を上にかけ、押し付ける。

三枚。

油を180℃に熱し、

二枚投入。
180℃に油温は固定し、狐色まで。

もう一枚揚げて、出来上がり。

いわしフライにはケチャップ、ソース、
マヨネーズを合わせたもの。

ビールを開けて、食べる。

なかなかうまく揚がった。

いわしフライというのは、うまいもんである。
あじのフライもうまいが、いわしもよい。
多少手間を押してでも揚げる甲斐がある
というものである。


7月20日(水)第一食

タンメン・仲御徒町[富白]

前回のタンメン[富白]。

鶏塩タンメンを食べたが、ここにはもう一つ、
鶏ぶた塩タンメンというがある。

鶏と豚のスープというのがもう一つあるのか、と、
気になっていた。

今日は13時半頃。
また、暑くなった。
二度目の梅雨明けということか。

券売機で、鶏ぶた塩タンメン、を購入。

カウンターで待つ。
今日もほぼ満席。

ここのご主人、作り方が丁寧のよう。
もやしなどの野菜を炒め、スープで煮て、
麺と合わせる。
作り方は通常のタンメンと同じように思うが、
一杯できるのに時間が掛かっている。
一つ一つの動作、工程を確かめるようにして
いるように見える。

きた。

あー、なるほど。
スープ違いではなく、豚肉がのるということか。

アップ。

間違いない。
タンメンは同じもの。スープも麺も野菜も。
このチャーシュー自体は
特段変わったものではないよう。

ここのタンメンが秀でているのは、やはり
このスープなのであろう。

白濁しているが、鶏といっているので、
鶏からの白湯なのであろう、実に濃厚。

真夏でも、うまいタンメン、で、ある。

 

台東区台東3-14-10
03-6677-3156

 

 

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