断腸亭料理日記2023

三筋・天ぷら・みやこし

4332号

4月30日(日)夜

さて、連休前半の日曜日。

今日は、ここもお馴染み、ご近所三筋町の
天ぷら[みやこし]。

昼、TELをして予約。

18時。

内儀(かみ)さんとぶらぶら歩いて向かう。

いつもの通り、特の定食、7,700円也

瓶ビールをもらう。
サッポロの黒生。

お通しはもずく酢。
ここはいつも細いもの。

天つゆを器に取り、おろしも入れる。
小皿に塩を取り、スタンバイ。

まず、海老から。

最初は塩。

油切れよく、軽く揚がっている。
サクサクの衣。
身はプリ。

頭もきた。

むろん、これも塩。
から揚げではなく、薄衣。
頭も足も香ばしいく、よい歯応え。

海老の頭というのを自分で揚げたことはないが、
衣や揚げる時間は同じなのであろうか。

二匹目は天つゆ。

つゆに入れても、きれいな揚げあがり。

二種目は、いか。
これも、塩。

すみいか。
この時期にしては柔らかい食感。
噛み切るとあまいのが、すみいか。

次は、きす。

もちろん、これもサクサク。
身は、フワ。

つぎは、これ。

なんであるか、おわかりなろうか。
山うど。

少し前から、山菜を揚げるようになった。
香りが強いもの。
あえて選んでいるのであろう。

これが山菜のよさ。

そして、これ。

旬といってよいのであろう。
若鮎。

皮の黒い部分が見える。
自然にこうなるのか、意図か。
きれいなもの。

レモンを絞って、これも塩。
骨までサクサク。

穴子。
揚げ箸でサクッと切って出される。

自分でやってみたことがあるが、
成功したことがない。
サクサクの揚げあがりでなければ、
無理なのであろう。

半分は塩、半分は天つゆ。

天ぷらは、蒸し料理とよく言われる。
衣で素材を包み、種をフワッと蒸して火を通す。

それがよくわかる。
身が、フワッ。うまみを十分に感じられる。

野菜天。

左からアスパラ、椎茸、手前がこしあぶら、
上が、蓮根。

やはり、こしあぶらは珍しい。
先ほどの、山うどほど香りは強くなく、柔らかく
うまい。

山菜。
うどは、多年草で草だが、こしあぶらは、
私は見たことはないが、大きく10m以上にもなる木、
の芽の部分という。
こういうものをよく食べようと思ったもの
で、ある。
まあ、なんでも食べてみるか。

最後のかき揚げは、天丼に。

このかき揚げは、白魚。

味噌汁は、蜆の赤だし。

いつも通りの天ぷらフルコース。
腹一杯。

いつも通りうまかった。
ご馳走様でした。

 

みやこし

台東区三筋2-5-10 宮腰ビル1F
03-3864-7374

 

 

 

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