断腸亭料理日記2025
4816号
7月20日(日)夜
さて、また、ステーキ。
先日、浅草のOK(ストア)でシャトーブリアンの
黒毛和牛A4ランクの肉を見つけてステーキにした。
1000円程度なのだが、もちろん、表示通り、かなり
うまかった。
また、ないかと寄ってみた。
すると、シャトーブリアンはなかったのだが、
今日は、ミスジのステーキ用を見つけた。
やっぱり、1パック1000円ほど。
黒毛和牛A4。
OKは、なにか特殊なルートを持っているのか。
この浅草店以外の店舗にもあるようで、OK
全体のもののよう。凄いことであろう。
こんなものが、手軽に手に入るのであれば、
牛肉専門店へ行く必要はまったくなくなる。
付け合わせはどうしようか。
クレソンがないかと探したが、ないので、芹を
買ってみようか。
帰宅。
これ。
ミスジというのは、焼肉やで食べたことはあるが、
こうしてステーキ用は初めて、で、ある。
ミスジって、そもそもなんだっけ、と調べてみた。
肩の肉のよう。
肩といえば、ステーキ用でも堅いのが普通だが、
ミスジと呼ばれるところは、腕、肩甲骨のあたり、
ということで、やはり多くは取れないよう。
さて、芹。
これ、どうしようか。
生でもよいか、と、思っていたが、例の[賛否両論]の
笠原氏のレシピを調べていたら、塩昆布と和える、
というのを見つけた。
なるほど、ちょいとうまそう。
レシピが詳しく書かれておらず、生なのかゆでたもの
なのかわからないので、他の芹のこしらえ方などを
参考にしてみる。
芹。
洗って、茎と葉に分けて切る。
普通にゆでてしまうと、すぐに火が通ってしまうので
フライパンで少量の水で蒸す感じ。
フライパンに茎の方から。
水を少量入れ、加熱。煮たってきたら、
葉も入れる。
火を止め、ふたをして余熱で火を入れる。
よいかな。
塩昆布。
先日、出汁に使った日高昆布を塩昆布にしてみた。
それらしいものにはなった。
が、かなり塩辛い。
小さく切って、芹と和える。
ちょっと芹が長いので、食べやすい大きさに切っておく。
OK。
肉を焼く。あらかじめ、常温に戻して置いた。
フライパンにいつも通り、たっぷりのオリーブオイル。
中火。
熱くなってきたら、大きなスプーンで上から掛ける。
上側も色が変わってくる。
下側に焦げ目が付いてきたら、ひっくり返す。
反対側もよい色にして、焼き上がり。
休ませる。
なんであろうか。
火が通るのが、早いように感じる。
黒毛和牛だからなのか、部位の問題か。
あるいは、合わせ技か。
ドリップはほぼ出ない。
焼きすぎ?。そんなこともないとは思うのだが。
10分ほど休ませて、皿へ。
両面に塩と、黒胡椒をミルで挽いて、掛ける。
芹も、白胡麻なんぞを振って、添える。
出来上がり。
マスタードはディジョンマスタード。
ビールを開けて、切る。
こんな感じ。
芹と塩昆布はうまい、のであるが、どうなのであろうか、
もっとクセがあってもよいと思うのだが。
こういう香りの野菜はどんどん減っているか。
ステーキ。
どうであろうか、気持ち、いつもよりも火が入りすぎ?。
だがまあ、ぎりぎり、ミディアムといえるか。
味は?。
極上に柔らか。すごい。
そして、黒毛和牛のうまみにあふれている。
これは、かなりのシロモノ、で、ある。
いや、すごい。
OK、おそるべし。
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